大分・別府鉄輪朝読書ノ会

大分県別府市鉄輪にて毎月開催しています課題図書形式の読書会です。

【開催案内】第二十一回 別府鉄輪朝読書ノ会

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12月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。年内最後の読書会は宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』(角川文庫)をみなさんと読んでいきたいと思います。同収録の「よだかの星」などの作品も読んでいきます。

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

―永久の未完成これ完成である―。自らの言葉を体現するかのように、賢治の死の直前まで変化発展しつづけた、最大にして最高の傑作「銀河鉄道の夜」。そして、いのちを持つものすべての胸に響く名作「よだかの星」のほか、「ひかりの素足」「双子の星」「貝の火」などの代表作を収める。

 

 

 

ご興味ある方はホームページよりお申し込みください。

kannawanoasa.jimdo.com

 

【開催報告】第二十回 別府鉄輪朝読書ノ会

 

第二十回目の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回とりあげた小説は武田泰淳の『ひかりごけ』。新潮文庫には『流人島にて』『異形の者』『海肌の匂い』が収められており、これらの作品も読書会の対象としました。

 

ー仏像が監視しているな

 

それぞれの作品に通底するテーマについての指摘。人と仏、見るものと見られるもの。

 

文明の薫りがない作品、言葉にし難い、人であるとは何ぞやという哲学的な問い、読んでも分からないところが多かった、今の言葉とは違う重みにガツンときた、読み応えがあった、内容の重さと語りの軽さが面白かった。

 

など言葉を搾り出しながら、みなさんと感想とシェアしていきました。

 

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むすびのさん提供のドリンクは作中に出てくる羅臼の昆布を意識しての、昆布水をベースにプルーンのジャム。お通じが良くなるそうです。

 

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そして軽食の方はツナと玄米に、鱧と鯒のブイヤベース。たいへん美味しかったです。

 

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むすびの田中さんより、メニューの説明です。『ひかりごけ』は飢えの極限状態のなかでの人肉食がテーマになっており、食事が食べられることの有難味を今回しみじみと感じました。

 

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それぞれの感想を持ち寄り、作品の背中を追っていく、スリリングな回となりました。
 

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次回は年内最後の開催となります。宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』をみなさんと読んでいきたいと思います。

 

 

異形の者

 

 

すでに女を知ってからの戦地での禁欲生活には死の恐怖がつきまとい、獣的なものが表面化されたが、この八十人の仲間の白衣からもれる男の体臭につつまれながら、白足袋をはいた足を組みあわせて天井を仰いだりしている白昼には、自分の若い皮膚の毛穴の一つ一つが、女に向って息づいているのを自覚する瞬間があった。その瞬間、私にとって、女性こそ極楽であったのかもしれなかった。

『異形の者』武田泰淳

 

 

無題

 

 

書物愛する人で人生の後半に入ったと感じる者は、高さ、幅共に90㎝ほどの書棚を一本準備するといい。これまで読んだ本のなかで本当に大切なものをそこに集める。残りの生涯はそれらの書籍を再度読むことにまず費やし、余裕があれば新しい本を手に取るとよいと思う。再読の季節が到来したのである。

若松英輔 

 

 

 

四国、松山へ(2)

松山ブックマルシェを後にして、道後温泉へ。祖父江慎へ。

 

 

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四国、松山へ(1)

11月の連休は奇跡的に休みが取れたので、船でお隣の松山へ出かけました。いちばんのお目当ては以前からずっと行きたかった松山ブックマルシェでした。

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路面電車で古町という駅を降りて徒歩3分ほどのところに会場となる若草幼稚園がありました。

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松山はさすが蜜柑押し!マゼンタの効いたオレンジ色が町に溢れていました。

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会場は大賑わい。

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今日は1万3千冊の本が集まっているそうです。掘り出し物多く、みな必死。何時間いても飽きず、僕は詩を中心に見て回りました。

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戦利品たち。また来たい。