大分・別府鉄輪朝読書ノ会

大分県別府市鉄輪にて毎月開催しています課題図書形式の読書会です。

【開催案内】第二十七回別府鉄輪朝読書ノ会

九月の読書会の案内です。 アントニオ・タブッキの『供述によるとぺレイラは…』(須賀敦子訳)を読んでいきます。リスボンの夏の光を思いながら。むずびのさんの軽食も楽しみです。(表紙の写真がとても好きです。) 内容(「BOOK」データベースより) ファ…

無題

読書の醍醐味の一つは、繋がるはずのないと思っていた二つの書物が読者の心の中で繋がることによって、作者も思っていなかったような新たな言語宇宙が誕生することのうちにある。無数の読者の心の中で無数に日々誕生するこうした無限の言語宇宙の連鎖こそ、…

無題

ある本を読んで、求めていたものと異なるからといって、けなすような言葉を発してはならない。そこで起こっているのは、単なるすれ違いかもしれないのである。今日はいらない。しかし、一年後には人生を変える言葉をそこに見出すかもしれない。人は変わる。…

【開催報告】第二十八回 別府鉄輪朝読書ノ会

平成最後の夏、八月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回とりあげた作品は長崎在住の芥川賞作家、青来有一氏の『爆心』でした。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。知らなかった名作を知るきっかけになったという声が多くありました。 …

無題

本は美しくありたいというふ願いは装幀者のみではないと思ふ。戦で荒れた本の世界も此頃は美しさに戻りつつある、世情しかくおちつきを得たことからでもある、又材料工作の復𦾔もしくは進展のためでもある。いま誠文堂新光社の好意で小生の既往三十年の装本…

九博、ルノワール、モネ、スタバ、エルマー

活版印刷で名刺をつくる

この読書会の会費から幾分かは経費としていただいている資金をこつこつ貯めて、3年目という節目もあり、活版印刷による名刺を制作しました。レイアウト・デザインは自分がして、データ入稿というかたちで依頼しました。 活版のプレスによる凹凸がわかります…

【ご案内】別府鉄輪朝読書ノ会

八月の別府鉄輪朝読書ノ会は長崎在住の芥川賞作家。青来有一氏の『爆心』をみなさんと読んでいきたいと思います。八月は毎年戦争関連の小説を読んでいます。今回は長崎の原爆、それもポスト原爆小説と呼びうるような小説を選びました。 内容(「BOOK」データ…

無題

恐らく実際に経験してしまうと書けなくなってしまう小説というものがあるのだ。 吉村萬壱 twitter

【開催報告】第二十七回 別府鉄輪朝読書ノ会

七月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回の課題図書は泉鏡花の『高野聖』でした。 その擬古文体からとっつきにくかった、難しかったとの感想がありつつも、違う世界を遊べた、独特な世界観を味わえた、文章を味わえた、これはSF小説、音読すると良い…

ゆふいん文学の森で

ゆふいん文学の森にて、今年も太宰治の桜桃忌にちなみ、大分朝読書コミュニティBunDokuの読書会を開催しました。今回は代表作の『人間失格』をみなさんと読んでいきました。毎年女性参加者の多い回となるのが特徴です。 この作品の主人公葉蔵に共感できる人…

無題

この数年、ゆったりとしかし、止まることなく太宰治を読んでいる。彼が語り得なかったことに考えをめぐらしている。亡くなったのは6月13日、今年でちょうど70年になる。来年は生誕110年だ。今も旺盛に読まれている作家だが、多く読まれるということは「確か…

【ご案内】第二十七回 別府鉄輪朝読書ノ会

こんにちは。主催者のシミズです。 別府鉄輪朝読書ノ会の案内をします。 七月は泉鏡花の『高野聖』(集英社文庫)を読んでいきます。 内容(「BOOK」データベースより) 飛騨から信濃へ、峠道をたどる旅の僧が、山中の一軒家で一夜の宿を乞う。その家には美…

台湾旅游 2018.5.25

台北最終日。台北はボルヘスの幻想小説のような街、書物に似たなにか、書物の中にいるような旅だった。讀書的時候總是需要。 台北の都市には「憩い」の文化がはっきりとあり、そのための公園がたくさんありました。日本は公園の使い方がわからない?? 閲樂…

台湾旅游 2018.5.24

台北二日目。この日は昨日と違って晴天の一日。さすがに暑かった。 街路樹がガジュマルの樹。ガジュマルを見ると台湾を思い出す。 壁がどこもよかった。壁の文化。 台湾デザインの設備が気に入る。 11人でこの大きな2階建てバスを貸し切り城市游览。

台湾旅游 2018.5.23

給与から毎月積み立てたお金で台湾に行ってきました。計画的社員旅行です。台湾はずっと行きたいと思っていたものの今回が初めてで、台北は大好きな街になりました。100ショットくらいある写真を説明はあまりせずにアップします。 もう色使いがぜんぜん違う…

【開催報告】第二十六回 別府鉄輪朝読書ノ会

別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回はスペインの作家フリオ・リャマサーレスの『黄色い雨』をみなさんと読んでいきました。今日の開催報告の写真は別府にある坂本長平商店 長寿味噌の坂本さんに撮影していだきました。いつもとクオリティが違いますね。…

無題

人間を再発見すること、それは簡単なことではないし、それを若者に教えるとなれば、なおさら難しいことである。しかしそれでも、人文学者にはそれが任されているのである。国家でも社会でもなく、人間にいかに奉仕するか、この点において、人文学は、狭義の…

5.5 高野山から奈良、大阪、別府へ

5:30.昨晩のハタ・ヨガの効果か、目覚めがすっきりしている。朝の勤行まで時間があるので周辺を散歩した。南院の鳴龍。手を叩くと龍が鳴いた。 朝の勤行のあと、朝食。精進料理ももう最後だ。胃に沁みいる。 8:00.出発。南院様、お世話になりました。 高野…

5.4 高野山

5:30.起床。二日目も宿坊に泊まるので、この日は丸一日高野山にいることができた。朝の6時より勤行が始まる。自由参加だがこれに参加しないと宿坊に泊まる意味もないと思っている。 朝の勤行…これが今回の旅で一番といっていい体験だった。撮影は禁止だった…

5.3 別府から大阪、奈良、高野山へ

GWを利用して4泊3日で奈良、高野山へ行ってきました。高野山は初めてで非常に精神性の高い旅になりました。つらつらと記録をあげていきます。 18:00.別府港よりさんふらわあで出航。初めて個室スタンダードを利用。 広角レンズで撮られた宣伝用の写真をイメ…

【開催案内】第二十六回 別府鉄輪朝読書ノ会

五月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。 五月はフリオ・リャマサーレスの『黄色い雨』を課題図書とします。 ご興味ある方はホームページよりお申込みください。 黄色い雨 (河出文庫) | フリオ リャマサーレス, Julio Llamazares, 木村 榮一 |本 | (「BOOK」…

竹田竹田竹田

四月の日

今日はしずかな一日だった、光や静寂が瞑想的で、うれしく無に漂った。 たぶん大事なのは空のスペースを作ってやることなのだ。 そうすればなにごとも、万事快調だ。 最後は春の午睡。

【開催報告】第二十五回 別府鉄輪朝読書ノ会

最後おまけ。 おかげさまでこの読書会は2周年を迎えました。 今回の課題図書は夏目漱石の『彼岸過迄』。 須永の煮え切らなさは女性陣からブーイングでしたね。。 また1年ぼちぼちやっていきます。よろしくどうぞ。

無題

私たちが慰めと勘違いしてしまう本は、我々の悲しみをより深くするだけだ。 オルハン・パムク

無題

「世の中には一生かけても読みきれないだけの本がある」という事実に対して、「一冊でも多く読んでいこう」と思う人と「どうせ読みきれないから読まずに済まそう」と思う人がいる。某twitterより

【開催案内】 第二十五回 別府鉄輪朝読書ノ会

四月でこの読書会はおかげさまで2周年を迎えます。次の課題図書は大病を患い危篤状態から恢復した後に書かれた夏目漱石『彼岸過迄』(新潮文庫)を読んでいきます。 内容紹介誠実だが行動力のない内向的性格の須永と、純粋な感情を持ち恐れるところなく行動…

【開催報告】第二十四回 別府鉄輪朝読書ノ会

三月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。ここのところ雨が続いていましたが、今日はとてもいい天気でした。 今回とりあげた課題図書は吉村萬壱さんの『ボラード病』です。みなさんの読みを聴くたびに、作品の思いもしなかった相貌があらわれて、戦慄が走り…

無題

卒業式は毎年感慨深い。君たちは歴史を通じて人間のことを学んだ。歴史学をはじめ、人文学は社会の役にはまるで立たない。この学が真に役立つのは、君たちが社会につまづいたときだ。さまざまな悩みや困難が君たちを襲うそのとき、卒論を書いたときのように…