大分・別府鉄輪朝読書ノ会

大分県別府市鉄輪にて毎月開催しています課題図書形式の読書会です。

フライヤー

この読書会はあまり広報に力を入れていないのですが、、 フライヤーを会場のここちカフェむすびのさんと書肆ゲンシシャさんに 置かせて貰っています。 他にも置かせて貰う場所を増やすかな。。

無題

健康な人は誰でも、多少とも、愛する者の死を期待するものだ。 『異邦人』カミュ

【開催案内】第十九回 別府鉄輪朝読書ノ会

十月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。 課題図書はカミュの『異邦人』です。 数十年ぶりに読み返しましたが、しびれました。 自分のそのときのスケールでしか本は読めないことに気づかされます。 内容(「BOOK」データベースより) 母の死の翌日海水浴に行き…

【開催報告】第十八回 別府鉄輪朝読書ノ会

九月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回の課題本は皆川博子さんの『少女外道』をとりあげました。 会のはじめにみなさんに自己紹介していただきつつ、この本の全体的な感想を聞いてみました。この会がなかったら一生読むことはなかった作品に出会えた…

書物は閉じぬ。

読書会でとりあげる本のなかには、いくつか数十年ぶりに再読するものがある。それこそ夏目漱石の『こころ』のように高校生の教科書で読んだとき以来のような作品。驚くのは、そのとき初めて読むかのような新鮮な衝撃が訪れることである。ストーリーラインを…

無題

空襲中東京の家で彼女が火に囲まれて危うく助かった話を聞き、「そりゃよかったね」と答えながら、ふとそのとき彼女が死んでしまえばよかったと思い、私は自分の心に驚いた。『野火』大岡昇平

【開催案内】別府鉄輪朝読書ノ会

第十八回目の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。 九月は皆川博子の『少女外道』をとりあげます。 内容紹介 この感覚は、決して悟られてはならない――人には言えない歪みを抱きながら戦前~戦後の日本をひとり生きた女性を描く表題作のほか、名手・皆川博子の傑作…

【開催報告】第十七回 別府鉄輪朝読書ノ会

八月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。主催者のシミズです。八月の課題図書は大岡昇平の『野火』をとりあげて、みなさんと対話しました。 学校などで戦争反対のメッセージとして紹介されたりすることの多いこの作品ですが、実際読んでみると、ただ事実の…

無題

装置であるのは、むしろ小説の方なのです。装置でありながら、何の装置だか使用法がわからないものとして小説が存在しているのでなければいけない。(中略)小説という装置は、おそらく小説家にとってさえ、それが何に役立つか見当もつかない粗暴な装置であ…

【開催案内】第十七回 別府鉄輪朝読書ノ会

八月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内をします。 八月は戦争について考えたく、塚本晋也監督によって映画化もされた 大岡昇平の『野火』を課題図書とします。 内容紹介(「BOOKデータベース」より)敗北が決定的となったフィリッピン戦線で結核に冒され、わずか数…

【開催報告】第十六回 別府鉄輪朝読書ノ会

第十六回の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。主催者のシミズです。今回は別府市で老舗のお味噌屋さんを営む坂本長平商店の坂本さんに写真を撮っていただきました。坂本さんは各地で写真の作品展を開かれています。ありがとうございました。 今回の課題図書…

広がる“読書ゼロ” ~日本人に何が~

広がる“読書ゼロ” ~日本人に何が~ - NHK クローズアップ現代+ li { display: inline-block; vertical-align: middle; margin: 0.2em; } .nhksns-icon-s img { width:24px; } .nhksns-icon-m img { width: 32px; } .nhksns-icon-l img { width:40px; } .nh…

読書は必要か不必要か

読書が必要か不必要かについての答えは、「あなたの読んだ本の中にだけ存在する」として「人類の多くが『本を読め』というのか、その答えが知りないなら本を読みなさい。あなたの答えは誰も持ってない」と解説したお母さん。答えが知りたくないのなら本を読…

【開催案内】第十六回 別府鉄輪朝読書ノ会

第十六回目の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。 七月は川端康成の『みずうみ』をみなさんと読んで行きたいと思います。 // // // b.length&&(e=b,document.cookie="csm-hit="+b+("|"+ +new Date)+m+"; path=/")}function n(){e=0}function h(b){!0===d[a.pageV…

【開催報告】第十五回 別府鉄輪朝読書ノ会

第十五回目の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。朝は大雨が降っていましたが、開催時には晴れてきて安心しました。 今回は安部公房の『砂の女』をみなさんと読んでいきました。作品の知名度でしょうか、いつもより倍以上の参加者が集まりました。ありがとう…

無題

「人間にもしか魂があるとすれば、おそらく皮膚に宿っているにちがいない。」 『砂の女』安部公房

無題

書くことが考えを生み、考えが言葉を探そうとする。 福岡伸一

【開催案内】第十五回 別府鉄輪朝読書ノ会

第十五回目の別府鉄輪朝読書ノ会は安部公房『砂の女』(新潮文庫)をとりあげます。 内容(「BOOK」データベースより)砂丘へ昆虫採集に出かけた男が、砂穴の底に埋もれていく一軒家に閉じ込められる。考えつく限りの方法で脱出を試みる男。家を守るために、…

【開催報告】第十四回 別府鉄輪朝読書ノ会

第十四回目の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回の課題本、メキシコの作家フアン・ルルフォの『ペドロ・パラモ』をみなさんと読んでいきました。 短い作品に多すぎる登場人物、生きている者と死んだ者が語らい、過去と現在が交錯する70の断片からなるこ…

無題

1917年の今日はメキシコの小説家・写真家、フアン・ルルフォが生まれた日です。小説ペドロ・パラモはガルシア=マルケスに影響を与え、アルファグアラ社の催した20世紀最高のスペイン語作家を選ぶ投票で選ばれています。愛書家日誌‏ @aishokyo

無題

たとえ既に十分に知っていることであっても、口に出して語り、他者に伝えることによって、自分自身が新たな洞察を得る事ができる。他者からの反応によって何かを得るというのではない。心の中に熟した思念を内側に留まらせずに外に発散させる事自体が、新た…

倉敷・吉備路・奈義(緑の上の緑)

【開催案内】第十四回 別府鉄輪朝読書ノ会

5月の別府鉄輪朝読書ノ会はメキシコの作家フアン・ルルフォの『ペドロ・パラモ』(岩波文庫)をとりあげます。5月28日(日)午前10時よりここちカフェむすびさんにて開催します。 内容(「BOOK」データベースより)ペドロ・パラモという名の、顔も知らぬ父親…

【開催報告】第十三回 別府鉄輪朝読書ノ会『草枕』夏目漱石

第十三回目の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。代表のシミズです。今日は開催して1周年の記念にあたり、みなさんで祝っていただきました。ありがとうございました。今回も一年前と同じく夏目漱石の作品『草枕』をとりあげ、みなさんと対話していきました。…

〈ゆふいん文学の森〉がオープンしました!

太宰治が東京の荻窪で下宿していたという〈碧雲荘〉。これが取り壊される危機にあったところ、湯布院で旅館業を営む橋本さんが引き取りを打診し、約2億円をかけて湯布院に移築したという偉業。それが〈ゆふいん文学の森〉としてこのたびオープンしました。…

働き盛りが読書しない日本

なにをもって読書と呼ぶのかわかりませんが、ビジネス書も小説も同じ読書体験とは思えませんが、とにかく日本の30代から40代の読書率が下がっているようで、原因としては長時間労働による疲弊とのことです。私も労働で疲弊している方だと思いますが、通勤中…

無題

われわれ人間が人間である、ということの意味は、生きているかぎり哲学や文学、歴史がつきまとう、ということである。これは人間の条件であって、たんに道徳を意識的に遠ざけても、そこに道徳は存在する。生きているだけでも、虚構にせよ真実にせよ、ひとは…

【開催案内】第十三回 別府鉄輪朝読書ノ会

こんにちは、代表のシミズです。今日から新しい年度の始まりですね。 4月の別府鉄輪朝読書ノ会は夏目漱石の『草枕』をとりあげます。おかげさまでこの読書会は4月で1周年を迎えます。昨年は夏目漱石の『こころ』をとりあげましたが、今回は九州の温泉宿、季…

【開催報告】第十二回 別府鉄輪朝読書ノ会

代表のシミズです。第十二回の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回の課題本は川上弘美さんの『真鶴』でした。 はじめに参加者の自己紹介を交えつつ作品の全体的な感想を聞いていきました。「気がついたら読み終わっていた」「共感できなかった」「以前か…

無題

理解とはつねに自分勝手な暴力で、こうしてみるとそれはもともとたしかにあった現実の、影絵芝居の、影絵芝居の、影絵芝居のようなものになってしまう。そしてまた、人はそれを気まぐれか必要に応じて再話する。 管啓次郎『本は読めないものだから心配するな…