対話と人と読書(哲学カフェ大分)

大分市で哲学カフェ大分を別府市で別府鉄輪朝読書ノ会を開催しています。

【開催報告】第58回 BunDoku哲学カフェ

第58回目のBunDoku哲学カフェを開催しました。 ※BunDokuは「対話と人と読書」とは別の団体です。 今回のテーマは「お金のために働く必要がなくなったら、あなたは何をしますか?」。 お金のために働く必要がなくなっても、なんらか社会との結びつきを求めて…

【ご案内】「介護・看護・医療関係者の方のてつがくカフェ 7.27」

「介護・看護・医療関係者の方のてつがくカフェ 7.27」は現役の介護福祉士の方と話し合いながら形をつくっていきました。書店で介護や看護、医療関係の書棚の前に立つと、現象学やレヴィナスといった哲学書でよく見られる言葉が背表紙に書かれているのが目に…

【開催報告】先生のためのてつがくカフェ 7.13

「先生のためのてつがくカフェ」を初めて開催しました。10名ほどの教育関係者の方にお集まりいただきました。普段はファシリテーターとしてあまり緊張しないのですが、今回は少し緊張しました。 哲学カフェは、様々な属性にある方を集めて(あるいはその属性…

【ご案内】別府鉄輪朝読書ノ会 7.28

七月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。 七月は沖縄文学の『水滴』目取真俊をみなさんと読んでいきたいと思います。 7.28(日)10時より「ここちカフェむすびの」さんにて開催します。 お申込みはホームページよりお願いします。 内容紹介 ある日、右足が腫れ…

ソクラティック・ダイアローグ(簡易版)を体験する③ 尼崎へ

ソクラティック・ダイアローグはいよいよ中盤にはいっていきました。 3. 中核的な判断 選ばれた例について、気になったことや話し合ってみたいことを、 「問い」の形にして模造紙に書き出します。 さらに出された問いから、〈主となる問い〉を選び、その答え…

ソクラティック・ダイアローグ(簡易版)を体験する② 尼崎へ

ソクラティック・ダイアローグでは、最初に全員で今回のテーマ(「やさしさとはなにか」)に関する事例をあげることから始まります。これはこの会に申し込んだ際に、事前に考えたものをメールで送るやりとりがありました。時間の節約だと思います。 そしてみ…

【ご案内】先生のためのてつがくカフェ 7.13

(朝の光に凛としてむかう白鷺が電線にとまっていました) 哲学カフェを大分で5年間開催していまして、はじめのうちはただ闇雲にといいますか、場を運営するだけで精一杯だったのが、徐々に余裕もできて、参加者ひとりひとりのディティールに気付いていくよ…

ソクラティック・ダイアローグ(簡易版)を体験する① 尼崎へ

先日、あまがさき哲学カフェを主催されている赤井さんが開催したソクラティック・ダイアローグというものを体験するために、はるばる別府から兵庫尼崎まで足を延ばしました。 以心伝心心~あまがさき哲学カフェ~ 本来のソクラティック・ダイアローグは開催…

大人の国語

大分で国語の専門塾を展開されている紫雲国語塾さんにて〈大人の国語〉という授業を受けてきました。 〈大人の国語塾〉とは、大学や学校などを卒業して社会に出たのち、あらためて国語の大学受験問題を解いて、国語とは何だろうかと考える会です。 今回は第…

【開催報告】第三十八回 別府鉄輪朝読書ノ会

こんにちは。令和元年六月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。 いつも作品に関連した軽食を考えてくださっていた田中さんが今回で最後の日でした。みなさんと今までの労をねぎらいました。ありがとうございました。 田中さんはレシピを書かないというので…

【開催報告】第57回 BunDoku哲学カフェ

BunDokuという別団体で活動しています第57回目のBunDoku哲学カフェを開催いたしました。初参加者合わせて18名の方々にお集まりいただきました。ありがとうございました。 今回のテーマは某ユーチューバーさんの不登校をきっかけにした、「子供が学校に行きた…

【開催案内】6.23 別府鉄輪朝読書ノ会

六月の別府鉄輪朝読書ノ会を案内します。 六月二十三日(日)朝十時より 別府鉄輪ここちカフェむすびのさんにて 課題図書『ソーネチカ』リュドミラ・ウリツカヤ(新潮社クレスト・ブックス) 内容(「BOOK」データベースより) 本の虫で容貌のぱっとしないソ…

【開催報告】第三十七回 別府鉄輪朝読書ノ会

第三十七回の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。 今回は百年文庫の「白」に収められている、『いのちの初夜』北條民雄をメインに、梶井基次郎の『冬の蠅』、中谷孝雄の『春の絵巻』をみなさんと読んでいきました。 ご参加ありがとうございました。 生命の白…

【開催案内】別府鉄輪朝読書ノ会 5.26

今日は暑いくらいでしたね。 日も長くなって、夜の19時過ぎにランニングを始めても、外はまだ明るく ライトは不要でした。 五月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。 ハンセン病文学の代表作、 北條民雄『いのちの初夜』を百年文庫シリーズの「白」で読みたいと…

【開催報告】第三十六回 別府鉄輪朝読書ノ会

四月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回で三十六回目ということで、おかげさまで三周年を迎えることが出来ました。ありがとうございます。 今回は折口信夫『死者の書』をとりあげて、みなさんと読んでいきました。この読書会を始めたころから、いつか…

【開催案内】別府鉄輪朝読書ノ会

新しい元号が発表されましたね。ニュー・クラシックのような趣で品があり音の響きもいいなと思いました。萬葉集からの典拠とのことですが、今月採りあげる折口信夫は萬葉集にも深く精通し、声としての音律による萬葉世界を再構築した「口訳万葉集」を発表し…

平成と令和をめぐって

大分で開催しているBunDoku哲学フェで平成について、次の令和について語り合った。私にとって平成は最後まで遠かったというか馴染めないものがあったのだが(疎外感があったのだと気づいた)、令和には親しみをはじめから覚え、その時代に参加したいというの…

【開催報告】第三十五回 別府鉄輪朝読書ノ会

三月の別府鉄輪朝読書ノ会の開催報告です。三月は震災をテーマとした作品をとりあげたく、いとうせいこう氏の『想像ラジオ』をみなさんと読んでいきました。ご参加ありがとうございました。 河野店長のドリンクは東北のずんだ(豆)をベースにしたアイスシェ…

【開催案内】別府鉄輪朝読書ノ会

三月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。三月は毎年震災関連の作品を扱うことにしています。今年はいとうせいこう氏の『想像ラジオ』(河出文庫)をみなさんと読んでいきたいと思います。 内容(「BOOK」データベースより) 深夜二時四十六分。海沿いの小さな…

【開催報告】第三十四回 別府鉄輪朝読書ノ会

こんにちは。別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回はこの時代の節目に平成元年に大ベストセラーとなった吉本ばななの『TUGUMI』をみなさんと読んで、この過ぎ去った三十年の時間に思いを馳せました。 むすびの店長さんからは、TUGUMI→クロウタドリ→BlackB…

大宰府、醍醐寺、珈琲蘭館

梅の香りというのを意識したことがなかったけど、冷たい空気のなか微かに香るものがあって、この静けさのようなものが梅のよさなんだとつくづく思った。 九州国立博物館で展示の京都醍醐寺の宝物には如意輪観音像のほかに空海や後醍醐天皇の真筆などもあり、…

【開催案内】二月の別府鉄輪朝読書ノ会

二月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。もう平成という時代も残りわずかということで、平成元年に大ベストセラーとなった吉本ばなな『TUGUMI』(中公文庫)をとりあげて、この三十年間の時の流れを感じてみたいと思います。残席わずかですが、参加希望の方は…

沿道からの別大マラソン

別大マラソンを沿道から見た。 東京に暮らしていたころは、年1回のこの全国版のTV中継で、 大分、別府の町並みを懐かしく見ていた。 自分が走るようになったこともあって、ランナーにすっと感情移入できる。 走っている間は走っていることしかない。 孤独…

【開催報告】別府鉄輪朝読書ノ会

今年初めての別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。前日は雪が降って厳しい寒さとなりましたが、多くの方にご参加いただきました。ありがとうございました。 今回とりあげた作品は鎌倉前期に編まれた「宇治拾遺物語」でした。いくつか出版されているのですが、…

【開催案内】別府鉄輪朝読書ノ会※満員御礼

新年一発目はこれでいきます。今年は古典も読んでいきたいです。(既に満員御礼ですみません…) 内容(「BOOK」データベースより) 法師は平茸となって生まれ変わり、翁は鬼の前で踊りを踊ってこぶをとられ、神通力を持った犬が飼い主を救う…。日本、インド…

2019 謹賀新年

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。別府鉄輪では私はいつも火男火売(ほのおほのめ)神社に参拝します。杜が広がっていて鳥の啼き声が多く聞かれ、空気が清々しく大好きな神社です。ここの本殿に掲げられている扁額は二柱の神様…

鉄輪の大晦日

鉄輪はよく晴れていた。雲が蒸気に、蒸気が雲に。かつて自死した同級生の魂のいくえをつづった藤原新也の『鉄輪』を思い出した。 年末年始は県外ナンバーが多い。渋ノ湯は入れず、今日は熱の湯にした。横断道路の長い坂を走る、約6km。自分だけかと思いきや…

【開催報告】第三十二回 別府鉄輪朝読書ノ会

年内最後の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回は磯﨑憲一郎氏の『肝心の子供/眼と太陽』をみなさんと読んでいきました。普段みなさんが読まれている小説とは異質の文体や時間の流れ方に戸惑う方が多くいらっしゃいまして、こぼれる感想からは格闘の跡…

【ご案内】第三十二回 別府鉄輪朝読書ノ会

年内最後の読書会は磯﨑憲一郎『肝心の子供/眼と太陽』(河出文庫)を読んでいきたいと思います。参加希望の方はホームページよりお申込みください。 内容紹介 人間ブッダから始まる三世代を描いた衝撃のデビュー作「肝心の子供」と、芥川賞候補作「眼と太…

SWEET REVENGE

明治35年、日露戦争前夜。旧日本陸軍の冬季訓練中に起きた近代登山史上最悪の遭難事故を新田次郎が小説化。気象学や山岳登山にも造詣が深かった著者の精緻すぎる筆致に圧倒されます。大寒波と猛吹雪で胸まで雪が浸かる中、第五聯隊210名全員が遭難。部隊名、…