対話と人と読書

〈対話と人と読書〉主宰。大分市で哲学カフェを別府市で課題図書型の読書会を開催しています。BunDoku哲学カフェ/別府鉄輪朝読書ノ会/てつがくカフェ

無題

 

 

人が作品を選ぶのではなくて、作品が人を選ぶ。

 

わたしは、偶然にも、私が何かしらの接点を持つことが出来たと思われる「良い小説」について、出来うる限り良い読者であろうとし、良い反響板であろうとしました。そしてそのような努力をすることそれ自体が、わたしにとっての大きなよろこびでもあります。良い小説とは、良い読者であれという声ー命令に従おうとする努力がそのままよろこびであるような小説であるとも言えるでしょう。

 

『人はある日とつぜん小説家になる』古谷利裕(青土社