大分・別府鉄輪朝読書ノ会

大分県別府市鉄輪にて毎月開催しています課題図書形式の読書会です。

広がる“読書ゼロ” ~日本人に何が~

 

広がる“読書ゼロ” ~日本人に何が~ - NHK クローズアップ現代+

 

「トンネルを抜けると雪国であった」という一節を読むとき、まずは言葉を視覚で捉え、次にその意味を理解しようとします。
このとき脳は、どんな景色なのか、主人公はどんな人なのか、イメージを補おうと視覚をつかさどる部分が動きだします。
すると、過去に見た風景などの記憶をもとに、想像を膨らませ場面のイメージが脳の中に出来上がります。読書による、こうした一連のサイクルが、想像力を養うことにつながると考えられています。」

 

「読書と言っても、そういう言葉だけでは実はなくて、視覚的に映像を頭の中に想起するとか、過去の自分の体験と照らし合わせて対比して考えるとか、自分で得られた情報から更に自分で自分の考えを構築するというプロセスがはいってくるので、人間の持っている創造的な能力がフルにいかされることになります。」

 

 「それと、もう1つは、さっきの雪国、トンネルを抜けると雪国であった、あれの解釈で、脳がこういうふうに働いてみたいな話がありましたけど、あれは人によって、ものすごい違いますよね。

例えば、僕はあの文章読んで、あの文章、その、トンネルを抜けると雪国であったという、これは日本語としてはすごい破格の文章ですよね。
だから、そこに僕はぱっと関心がいって、だから視覚がまず来てみたいなね、そういう感じは全くないですね。
あっ、不思議な文章だなって。
で、その文章が自分に与えるイメージとか、要するに、ある本、あるいはある文章を通して、その人の脳を刺激するしかたっていうのは、ものすごい違うわけですよ。
だから読書論とか、その本に関するいろんなものの考え方っていうのは、何について言うのか、それから、どういう人について言うのか、それによってものすごく違うんですね。」 立花隆 

 

 

 

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