今年最初の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。寒いなかでしたが、多くの方に参加していただきました。今日の課題図書はリクエストの多かった筒井康隆の『旅のラゴス』。旅の明確な目的がないところ、理性的なところ、あっさりしているところにこの小説の良さがあるとの指摘に納得しました。
むすびのさん提供のドリンクはモンゴルで飲まれているというスーテーツァイというお茶。牛乳と生クリームにバターの紅茶でありながら岩塩がきいていて甘くなく、遠い国からの味がしましたね。
軽食は厚切りベーコンとマッシュしたじゃがいものクロックムッシュ。あと昆布だしと大根のきいたトマト入りのスープでした。
寒すぎて温泉の蒸気口で蒸される鉄輪ネコさん。
寒い2月は凍れるアンナ・カヴァンの『氷』を読んでいきたいと思います。