四月でこの読書会はおかげさまで2周年を迎えます。次の課題図書は大病を患い危篤状態から恢復した後に書かれた夏目漱石『彼岸過迄』(新潮文庫)を読んでいきます。
内容紹介
誠実だが行動力のない内向的性格の須永と、純粋な感情を持ち恐れるところなく行動する彼の従妹の千代子。愛しながらも彼女を恐れている須永と、彼の煮えきらなさにいらだち、時には嘲笑しながらも心の底では惹かれている千代子との恋愛問題を主軸に、自意識をもてあます内向的な近代知識人の苦悩を描く。
ご関心のある方はホームページよりお申込みください。