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    ぼくは歴史学を神聖なものにしたいと思っている。かつて有島武郎が「小説」についてそう願ったように。それにしても、毎年、大真面目に神に祈りを捧げてきた天皇と皇太子の孤独はいかなるものだったのだろうか。この科学技術の時代に? ぼくはそこに人文学の力を感じないではいられない。

    歴史学者 田中希生Twitter