四月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回で三十六回目ということで、おかげさまで三周年を迎えることが出来ました。ありがとうございます。
今回は折口信夫『死者の書』をとりあげて、みなさんと読んでいきました。この読書会を始めたころから、いつかはとりあげたいと思っていたのですが、なかなかタイミングが見出せず、平成最後、改元直前のこのときに機を見出すことができました。万葉集との絡みもあり、これから令和のあたらしい時代にむかって幸先良い回となりました。
むすびのさんの趣向を凝らした軽食も美味しかったです。
難解で知られる『死者の書』もみなさんの読みを持ち寄ることで、巨人折口信夫の背中を微かに追うことができたかもしれません・
参加者Mさんの参考資料は、この作品の契機ともなったエジプトの「死者の書」でした!
あたらしい元号になっても、この読書会は続いていきます。