こんにちは。令和元年六月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。
いつも作品に関連した軽食を考えてくださっていた田中さんが今回で最後の日でした。みなさんと今までの労をねぎらいました。ありがとうございました。
田中さんはレシピを書かないというので、カード型のレシピをプレゼントしました。今度は鉄輪でピロシキのお店を出すそうです。たいへん楽しみです。
今回とりあげた作品は『ソーネチカ』ウリツカヤ(新潮クレスト・ブックス)でした。不幸な出来事が起こっているのに、ソーネチカは静かにわきあがる幸福感を噛みしめる。外に起こる出来事と内面は必ずしもリンクしない。暴力のないやさしい世界が広がっていました。
河野さんのドリンクは、「白」をイメージしたヨーグルトにマシュマロ、アイスクリーム。雪の白とお砂糖好きな登場人物を意識したそうです。
田中さんラストの軽食はピロシキ!肉じゃがなどはいっていました。お腹いっぱいになりました。美味しかったです。
体制は変わっても、その作品に関連したドリンクと軽食のついたこの唯一無二の読書会は続けて行きます。 今後ともよろしくお願いします。
次回は7.28(日)沖縄の過去と現在が交錯する傑作『水滴』目取真俊(文春文庫)を読んでいきます。