七月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。
七月は沖縄文学の『水滴』目取真俊をみなさんと読んでいきたいと思います。
7.28(日)10時より「ここちカフェむすびの」さんにて開催します。
お申込みはホームページよりお願いします。
内容紹介
ある日、右足が腫れて水が噴き出した。夜ごとにそれを飲みにくる男達の正体は?――沖縄の過去と現在が交錯してゆく芥川賞受賞作
内容(「BOOK」データベースより)
徳正の右足が突然冬瓜のように膨れ始め、親指の先から水が噴き出したのは六月半ばだった。それから夜毎、徳正のベッドを男たちの亡霊が訪れ、滴る水に口をつける。五十年前の沖縄戦で、壕に置き去りにされた兵士たちだった…。沖縄の風土から生まれた芥川賞受賞作に、「風音」「オキナワン・ブック・レヴュー」を併録。