七月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。
今回はみなさんと沖縄出身の芥川賞作家目取真俊氏の『水滴』を読んでいきました。
沖縄のきれいなイメージだけではない、加虐性や複雑さについて、
目をそらさず描写しているという感想が印象に残りました。
今回のむすびのさん特製ドリンクは沖縄をイメージした、
パイナップルと桃(不老不死)のミックスジュース。甘くておいしかったです。
軽食と呼ぶにはボリュームがありますが、沖縄といえば豚!の豚肉を使った、
ザワークラウトとベーグルでした。こちらもたいへん美味しかったです。
むすびのさんのメニュー表にはないお料理ですので、一回限りのものです。
店主の河野さんおひとりで作ってくださいました。ありがとうございました。
今回は沖縄出身の方がいらっしゃいまして、共同売店や石敢當、南北の違い、貧困問題、迷信深い県民性といった、文化や風習、歴史など、わからないところをたくさん質問してしまいましたが、丁寧に答えてくださいました。ありがとうございました。
次回八月も戦争に関連した作品を読んでいきます。
お隣の日出町にも人間魚雷の基地の跡が遺されていますが、
その人間魚雷をテーマとした『魚雷艇学生』(新潮文庫)島尾敏雄を
みなさんと読んでいきます。
ご興味ある方は、ホームページよりお申込みください。