2019-01-01から1年間の記事一覧
哲学カフェが5年目で60回をむかえて、 新しく独立して個人のレーベルで展開していくことにする。 そのお祝いに花束をいただいた。嬉しかった。 長く続いているからといって偉いわけでもないし、 蓄積や歴史みたいなものもあまり関心がなく、 一回一回をその…
鉄輪はフォトジェニックな場所が多く、 みなさん発表が終わった後は解放されたのか、写真をたくさん撮っていました。 最後の発表者です。 1時間20分くらいの哲学ウォークでした。 全員の発表が終わり、 スタート地点のここちカフェむすびのに戻りました。 み…
哲学ウォークを開始して、30分を過ぎたころから、 ぽつぽつと手が上がり、「発表」がされるようになりました。 ③自分の引いた哲学者の言葉とぴったりとくる風景だと思ったら、 「はい!」と手を挙げて、他の参加者の歩みを止めてください。 そこであなたの…
②ファシリテーターのナビゲーションで鉄輪の町を歩きます。 基本的に歩いている時はサイレント・ウォークです。 喋ってはいけません。黙々と歩きましょう。 ポイントポイントでファシリテーターが立ち止まって、 その場所の説明をすることがあります。考える…
哲学ウォーク@鉄輪温泉を開催しました。 当日は暑かったですが6名の方に参加いただき、鉄輪の町を歩きながら、 哲学してみました。 哲学カフェは屋内での開催が多いと思いますが、 こうして外に出て歩いて体を動かし、五感を働かせながら、 思索してみたい…
大分市と臼杵市の境にある山間の とても車がないと行けない奥地に その神社はある。 仕事で通るたびに気になっていたが じっくり見たかったので休日に足をのばした。 ルーチョ・フォンタナのスリットのように 空間に裂け目が生じ、その隙間から光線が射せば …
おれはいま、何もわかりたくないんだ。 おれはただ事実ってものに寄り添っていたいんだ。 『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー(光文社古典新訳文庫) BunDoku(大分朝読書コミュニティ)の方で、 ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』を読む会を開…
9月のBunDoku哲学カフェの案内をします。 今回60回目を迎えるにあたり、BunDoku(大分朝読書コミュニティ)から のれん分けをし、新たに「哲学カフェ大分」として再出発します。 特に内容が変わるわけではありませんが、運営体制が複数人によるものから、 僕…
九月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。 九月は『通天閣』西加奈子(ちくま文庫)を読んでいきます。 むすびの店長の河野さんは大阪出身なので、 提供されるドリンクや軽食がいつも以上に楽しみです。。 とプレッシャーをかける。 内容紹介(BOOKデータベース…
八月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。 今回は『魚雷艇学生』を読んでいきました。 男性4名、女性1名の計5名でした。 セリフのない小説、ドラマがほとんどない、アメリカという言葉が出ない、 書くとはなにかという問いが生まれた。 『魚雷艇学生』は…
BunDoku哲学カフェを開催しました。 ※BunDokuは「対話と人と読書」とは別の団体になります。 今回は女性12名、男性6名、計18名の方にご参加いただきました。 ありがとうございました。 今回のテーマは、 「勇気づけられる言葉と傷つく言葉〜言葉の力はどこか…
哲学カフェのファシリテーターを担当していますシミズです。 第2回目の「医療・看護・介護福祉関係者の方のてつがくカフェ」のご案内をします。 今回はずばり「病」についてみなさんと考えてみたいと思います。 一般の方の参加も大歓迎です。 専門的な知識は…
大阪の道頓堀でヘイトデモが行われている最中、チマチョゴリを着た女性が フリーハグをされている動画を見て涙が出た。その理屈を超えた強さにあこがれる。 フリーハグは言語的な活動ではないけど、そこには対話に似た一瞬の行き交いがある。 年齢や性別、立…
哲学カフェのファシリテーターを担当していますシミズです。第2回目の「先生のためのてつがくカフェ」のご案内をします。今回はずばり「校則」についてみなさんと考えてみたいと思います。先生のためのと銘打ってますが、先生だけに限らず、このテーマに関心…
夜半は雨が激しく、なんども目が覚めた。 朝がた台風がもっとも接近していたときは、風も雨もなくしずかだったけど。 今日は一日引き籠もろうと考えていたので、食糧も買い込んでいたが、 あっさり外に出られた。窓から見た町は妙に色調を欠いていた。 夏休…
激しい雨。 雨は写真には写りづらい。 台風前夜、友人と会う。 喫茶ムムムは閉まっていた。 台風接近による気圧の変化への不快、だるさ、オカユとごろごろしてやり過ごす。 たとえば季節の推移とかそれに応じて表情を異にする外界の事象であるとか、とにかく…
しかし遂に特攻と決まった事態に、私は興奮しないわけには行かなかった。夕食のあと暗くなった学生舎の岡の、構域の外がわにある崖の上から、向かいの岬の起伏にはさまれてにぶく光る細長い入江の海や、その手前の森のあいだに散見する漁村の家々のたたずま…
哲学カフェ常連の韓国出身のSさんのお宅に呼ばれて、Tさんと訪問。 打合せと称しつつ、海鮮チヂミなどご馳走になる。 美味しい。。 今後の「先生のためのてつがくカフェ」についていろいろ話し合う。 先生というのは「成果」を求めがちで、哲学カフェのモヤ…
朝から日差しが強かった。 起きて本を読む。 『カラマーゾフの兄弟』ドストエフスキー(光文社古典新訳文庫)と 『通天閣 新・日本資本主義発達史』酒井隆史(青土社)をいったりきたり。 (小野十三郎は)断崖と賭博のイメージを好み、革命から進歩のニュア…
けっこうきつめの肉体労働から明けての朝だったが、 わりと早めに起きられて読書した。 エアコンをつけずとも、そこまで不快な暑さはなく、静かに本を読めた朝だった。 肌の表面に快適さを取り戻すと静けさがやってくるようだ。 夏休み。観光客はあまり奥ま…
8月のBunDoku哲学カフェのご案内をします。 ※BunDokuは「対話と人と読書」とは別の団体になります。 哲学カフェは「対話」を試みる場です。たとえ同じ環境にいたり、同じ出来事を経験していても、考えることや感じることは人それぞれです。BunDoku哲学カフ…
きょうは台風。台風の中、車を飛ばした。波を切るように走った。 なぜリンチの映画には、運転席からのショットが多いのか。それも暗やみの。 爆走して進んでいるのに、どこにも向かっていけてないような感覚。 全能感と不全感。 今日別大国道を飛ばしていて…
哲学カフェについて書いているのかと思いました。 肝に銘じたいところ。 若い人たちは、最近の世の中の動きを見て、何が正しいのかを知りたいと感じているかもしれない。でも、まず私たちが考えなくてはならないのは、何が「正しい」ではなく、「正しい」と…
「歩くことと立ち止まること。沈黙することと話すこと、自分自身との対話 (inner dialogue) と他者との対話 (outer dialogue) を交互に行っていくこと」 『哲学ウォーク』ピーター・ハーテロー(翻訳:西山渓・渡邉文) こんにちは。シミズです。 今日は〈散…
第1回目の「医療・看護・介護福祉関係者の方のてつがくカフェ」を開催しました。 介護福祉士の今坂さんの提案で、 「人の最期を〈看取る〉とはどういうことだろうか?」をテーマとし、 みなさんと対話していきました。 それぞれの職種の方に集まっていただ…
七月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。 今回はみなさんと沖縄出身の芥川賞作家目取真俊氏の『水滴』を読んでいきました。 沖縄のきれいなイメージだけではない、加虐性や複雑さについて、 目をそらさず描写しているという感想が印象に残りました。 今回…
別府から岡山まで、がんカフェに参加するために出向きました。 このがんカフェは、哲学カフェを展開するカフェフィロさんが 共催しているイベントで、「第2の患者」と呼ばれるがん患者のご家族を 中心に集めての語り合いの場でした。 私自身、第2の患者であ…
工場萌えでした。夜景がぜひ見たいな。
今回でソクラティク・ダイアローグの報告は終了です。 ソクラティク・ダイアローグは通常の哲学カフェとは違って、 みんなでテーマに対しての「答え」(結論)を出します。 ただし、これは合意とは違います。 4では答えを出すための探求をしました。 ここの…
第58回目のBunDoku哲学カフェを開催しました。 ※BunDokuは「対話と人と読書」とは別の団体です。 今回のテーマは「お金のために働く必要がなくなったら、あなたは何をしますか?」。 お金のために働く必要がなくなっても、なんらか社会との結びつきを求めて…