2020-08-01から1ヶ月間の記事一覧
夏休みなど、コロナの影響で外に出ることも少なく、 鉄輪近辺を用もなくぶらぶらしていたら、この町の”よさ”が深く染み入ったようだ。 この町は優しいことに気づいた。 それは町の弱さからくる優しさだ。 弱さというのは、激しさ、派手さ、自己主張の反対に…
「秘仏と寝るようだ。」 『眠れる美女』 「私のいつも孤独の部屋であるが、孤独ということは、なにかがいることではないのか」 『片腕』 眠れる美女・片腕・散りぬるを(新潮文庫) 九月の別府鉄輪朝読書ノ会は気分を変えて変態小説を読んでいきたいと思いま…
お盆、夕暮れの別府湾 オンラインでの哲学カフェを開催しました。 今回は気分を変えてテーマを特に設けずに、 参加者の中から話したいものを私が任意でチョイスするスタイルでいきました。 8月15日のお盆の時期に開催したこともあって、 ”お盆”について考…
暮れるにしたがって、風のたび低くうなりながら木炭は赤い色をゆらめかせ、夕空には星、そして見下せば、二日前から灯火管制のとけた谷あいの家並み、ちらほらなつかしい明りがみえて、四年前、父の従弟の結婚について、候補者の身もと調べるためこのあたり…
火口を歩いた。 意外にも近く、家から車で20分少しの所にそれはあった。 ぎらつく太陽光のなか、鉄輪、明礬を抜け、湯布院方面に向かう。 塚原温泉の受付で200円払って、いざ火口へ。 受付から5分くらい歩いたところ、 荒涼たる風景が広がっていた。 砂礫が…
悩める教師のためのオンライン読書会を開催しました。 現役の先生の方もそうでない方も集まって対話の場をもちました。 今回もとりあげた本は、苫野一徳×菊池省三『学校は、何をするところか?』 テーマは〈ほめる〉ことについてでした。 〈ほめる〉というこ…
『アメリカひじき・火垂るの墓』野坂昭如(新潮文庫) 八月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。会場のコロナ対策については消毒液の準備や常時換気などで対応をしています。マスクは各自でご準備いただければと思います。参加を希望される方はこのメールへの返…
特にテーマは決めずにごろごろとベッドにでも寝転がりながら、グダグダとフリートークをし、自分の話したいことを話し、問いかけをし、相手の言葉に応答し、隙あらばその内容を哲学していきたいと思います。泥酔でなければ飲みながらでも構いません。まあ仮…