対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

2021-10-01から1ヶ月間の記事一覧

【開催報告】第六十五回 別府鉄輪朝読書ノ会

よくいるかホテルの夢を見る。 夢の中で僕はそこに含まれている。 「あなたの話をして」と彼女は言った。 ただ踊っているだけだ。意味なんかないんだ。 あなたが泣けないもののために私たちが泣くのよ。 僕は何か自分の為に文章を書きたいというような気持ち…

【開催案内】悩める教師のためのオンライン対話 10.30

Oita , Umitamago ◆「悩める教師のためのオンライン対話 10.30」 「悩める教師のための〜」とありますが、教師ではないけれど、一緒に考えたい方の参加もOKです。広く学校や教育について考えましょう。(僕自身も教師ではありません。) 今回のテーマは「親…

空襲を待ちわびて

第一章 岬をたどりながら 一歩にはじまり、さらに一歩、そしてさらに一歩と、打楽器を叩きはじめるように積み重なってゆく歩行のリズム。歩行はたやすくわたしたちを誘い出す。宗教、哲学、風景への眼差し、都市の政治学、人体の解剖学、アレゴリー、そして…

遊歩のグラフィスム

2002.10 Seoul 異国の雨。知らない人たちの背中の追いながら地下鉄へと歩いた 2021.10.11-17 月曜日 なにをした日か忘れた。月曜日は遠い。 手帖にはTSUTAYA返却とだけある。 火曜日 暑い。蒸します。 10月とは思えない。日曜日から冷えるようだ。 冬服を準…

【開催報告】オン哲!10.16「政治的発言はなぜ嫌われるの?」

10月のオン哲!(オンライン哲学カフェ)を開催しました。 今回のテーマは「政治的発言はなぜ嫌われるの?」でした。 テーマ性でしょうか、今回は前回とは真逆の男性の参加者の多い回となりました。 以下、主観も交えつつまとめてみました。 対話に入る前に…

【開催報告】第九回 本読みに与ふる時間 10.17

わたしはソノに、数ヶ月前にロサンゼルス・タイムスで見かけて頭に引っ掛かっていた広告について話した。CD-ROM版の百科事典の全面広告だった。謳い文句は「雨の日にも図書館まで歩かなければアクセスできなかった百科事典。お子さまにはそんな苦労をさせた…

【開催案内】本読みに与ふる時間 10.17

◆「本読みに与ふる時間 10.17 」「本読みに与ふる時間」とは各自が日曜日の朝に好きな本を20分間読む、その時間をオンラインで共有するというだけの企画です。 【企画の概要】・各自が読まれる本は問いません。文芸書でもビジネス書でもお子さんと一緒に絵本…

【開催案内】オン哲!(オンライン哲学カフェ)10.16

10月のオンラインによる哲学カフェの案内です。 参加希望者はホームページよりお申し込み下さい。 ◆「オン哲!10.16(オンライン哲学カフェ) 」 今回のテーマは「政治的な発言はなぜ嫌われるの?」です。 日本では芸能人が政治的な発言(原発批判や基地問題…

どれみふぁけろけろ

2002.10 Seoul ソウルにも神田のような古本屋街があった。読めない文字が気持ちよかった 時枝は、英語を天秤に喩えた。主語と述語とが支点の双方にあって釣り合っている。それに対して日本語は「風呂敷」である。中心にあるのは「述語」である。それを包んで…

音溝のないレコードを聴く

2002.10 Seoul 砂埃の舞う大通りを愛した 漂白とは、たどりつかぬことである。 たとえ、それがどこであろうとも、 われわれに夢があるあいだは、 「たどりつく」ことなどはないだろう。 寺山修司「旅の詩集」 2021.9.27-10.3 月曜日 プルーストをほとんど読…