対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

2021-04-01から1ヶ月間の記事一覧

【開催案内】アートで哲学カフェ in 国東半島 5.3

国東の風景 こんにちは。ファシリテーターのシミズです。GWの予定は決まっていますか?今日は新しい企画〈アートで哲学カフェ〉のご案内をいたします。通常の哲学カフェは室内にて開催されることが主だと思いますが、このコロナ渦のなか、室内にて対話するの…

【開催報告】第五十九回 別府鉄輪朝読書ノ会 4.25『こころ』夏目漱石

私の胸はその悲しさのために、どの位寛いだか知れません。苦痛と恐怖でぐいと握り締められた私の心に、一滴の潤を与えてくれたものは、その時の悲しさでした。 『こころ』夏目漱石 この読書会も5周年を迎えました。 ここまで続けてこられたのも、みなさまの…

国東半島へ 01

高崎恵さんの作品 *ご本人の許可を取って撮影しています 以前からインスタグラムなどで繋がっていた国東在住の写真家高崎恵さんが 自宅の倉庫を使ってプライベート展示をしているというので、 連絡をとって国東のアトリエまで会いに行き、作品を見せていた…

「あなたを定義しているものを失ったとき、あなたは自分を取り戻せるか」

「ノマドランド」を見た。 (以下ネタバレ注意) 柳美里の『JR上野駅公園口』のアメリカ版のようであった。 なるほど柳美里の作品が評価されたのも頷けた。 アメリカも日本も同じ問題圏にいるということ。 ここにも大きな主題として「風景」があった。 「風…

【開催報告】第参回 本読みに与ふる時間 4.18

僕は飛騨高山に住んでいた頃、農的生活をしていた。 今は空き農地を探し中で、半農的生活を模索している。 日曜日の朝。 「本読みに与ふる時間」を開催しました。 この企画のために早起きしたという方も。 休日のソフトスタートに活用していただけると嬉しい…

【開催案内】第参回 本読みに与ふる時間 4.18

日曜日の朝、オンラインで各自好きな本を持ち寄って20分間その本を読む時間を共有する企画です。 ほとんど話すことはありません。 僕も最低限度のことしか話さないようしています。 ただ黙々と本を読みます。 続けているうちになにか少しづつ見えてくるもの…

旅と本と余りの風 2〜橙書店、長崎次郎書店、珈琲回廊 編

知らない窓から知らない風景を見、知らない風に吹かれるのは精神的にとてもよい。 ビジネスホテルの簡潔を極めたミニマルな空間もまた精神が整う。 お寺や神社のように結界はないけど、ビジネスホテルにはその無表情さに 自分の精神を滑り込ませられるようだ…

旅と本と余りの風 1〜「モラトリアム」変

違う土地の風を浴びたくておとなり熊本へ。 復旧した九州横断特急で竹田、阿蘇を通って熊本へ。 別府から片道約3時間、約5,000円で脳の風景を洗う。 熊本は駅周辺ががらんとしているのが面白い。 はじめに河原町繊維問屋街にある「モラトリアム」というお店…

【開催案内】悩める教師のためのオンライン読書会 4.29

好評のオンライン読書会です。今回課題となる本は『ケーキの切れない非行少年たち』宮口幸治(新潮新書)です。全部読まなくても構いませんが、できるだけ読んでご参加ください。「悩める教師たちの〜」とありますが、教師ではないけれど、一緒に考えたい方…

Q日。

自分の時間を生きていたい。 休職中。たった一週間だけど。 しかも代休なんだけど。 とにかくゆっくりした。 時間をつかまえられるくらい移ろうものに目をむけた。 住んでいる鉄輪のすばらしさをしみじみと味わった。 鉄輪の平日を何も知らなかった。 鉄輪温…

【開催報告】第弐回 本読みに与ふる時間

雨の鉄輪 冨士屋ギャラリー 4.4 第二回目の「本読みに与ふる時間」を開催しました。 しずかな小雨の降る日曜日の朝、希望者にオンラインで集まって 20分間だけ各自好きな本を読みました。 他のオンライン企画とは違って僕は極力話さないようにしています。 …