対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

2024-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【開催報告】UEMURA BREAD × 哲学対話 11.30

毎月たのしみにしています臼杵の山あいにあるパン屋さん UEMURA BREADさんでの哲学対話。 11月は「反抗期とは?」をテーマにみなさんと考え語りました。 最初にテーマに関するみなさんの問いを聞きました。 Q 反抗の対象は親だけ? Q 反抗期は(必要)大事か…

【開催報告】学習教室 Spica × こども哲学 11.27

11月の学習教室Spicaさんでのこども哲学を開催しました。 今回もパワフルでワンダーに満ちた哲学対話になりました。 ひとりで10個も問いを考えてきたたけのこの里さん。 Q なぜ家があるのか? Q なぜ家に帰らないといけないのか? Q なぜ命は一つなのか? Q …

【開催報告】第百二回 別府鉄輪朝読書ノ会 11.24

ずっと思っていたことがあるんよ。人間が信仰を捨てることはままある、そいでも信仰を取り戻すことなんてできるんでしょうか。何かをふたたび信仰することはできるんでしょうか。 『かか』宇佐見りん 十一月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。 今回は宇佐…

エッセイ『たちどまる練習〜哲学対話のある風景②』

大分合同新聞社のGXエデュケーションというサイトに「たちどまる練習〜哲学対話のある風景」というエッセイを寄稿しています。 月1で更新していく予定です。今回は、自分と哲学の始まり、勉強やワンダーについて考えつくまま好きに書いています。ご笑覧くだ…

【開催報告】哲学カフェ大分 11.16

11月の哲学カフェ大分を開催しました。 今回のテーマは「捨てる」。 3時間かけてゆっくり振り返りまで、対話をしていきました。 アイスブレイクの質問は「今までで、もっとも大きな捨てたものとは?」。 夢、数学、結婚して自由な自分の時間、独身、山、自尊…

書くことは生きること。生きられること

大分合同新聞社GXエデュケーションへのエッセイ第1章の文章が校了となって、ほっとする。わたしには難しいと思ってないのだけど、難しい言葉だとしてわたしの語彙が展開できないのがなかなか辛かった。たとえば、深淵とか驚愕とか間隙といった言葉は、全部平…

読書会や哲学カフェの見学について

いつもお世話になっている羯諦寺の門 私が主催している別府鉄輪朝読書ノ会や哲学カフェを一度見学したいという申し出がたびたびあります。ご関心をもっていただき、たいへん有り難いことではありますが、見学の受付はしていません。 そもそもこれらのイベン…

【開催案内】哲学カフェ大分 11.16

◆「哲学カフェ大分 11.16」一時期断捨離がブームでしたが、「捨てる」ということについて考えたいと思います。物だけではなく、信念やそれまでの生き方を捨てるといった無形のことも範疇に入れます。今回は結論は出さずに自由に対話していき、最後に30分ほど…

【開催報告】Happy Education × 哲学対話 11.4

今日はいつも開催を楽しみにしているHappy Educationさん主催のイベントに哲学対話のファシリテーターとしてお呼びいただきました。 想定以上に集まっていただき、たいへん熱量のある現場となりました。 最初に脇こなぎ教諭の玖珠町立学びの多様化学校の報告…

【開催案内】第百二回 別府鉄輪朝読書ノ会 11.24

十一月はふたたび母と娘の物語をとりあげたいと思います。『かか』宇佐見りん(河出文庫)を読んでいきます。十代の終わりから二十代の頭に書かれた小説ですが、天才だと思います。うーちゃん、19歳。母(かか)を救うため、ある無謀な祈りを胸に熊野へ。第56…