対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

【開催案内】別府鉄輪朝読書ノ会 5.26

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今日は暑いくらいでしたね。

日も長くなって、夜の19時過ぎにランニングを始めても、外はまだ明るく

ライトは不要でした。

 

五月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。

ハンセン病文学の代表作、

北條民雄いのちの初夜』を百年文庫シリーズの「白」で読みたいと思います。

 

※他収録の梶井基次郎『冬の蠅』、中谷孝雄『春の絵巻』も読んでいきます。

参加希望の方はホームページよりお申込みください。

 

 

 

内容(「BOOK」データベースより)

朝遅く、宿の窓辺に閃々と降り注ぐ光の中で、冬の蠅は手を摩りあわせ、弱よわしく絡み合う。―透明感溢れる文章が綴られた美しい療養地の情景が、冷酷な真理を際立たせる、梶井基次郎『冬の蠅』。「初めて春に逢ったような気がする」そううそぶいた級友の岡村は自死を遂げた。―若者の胸に去来する青春の光と陰を描いた、中谷孝雄『春の絵巻』。「癩病」を患い虚無に浸る尾田は同病の義眼の男に出会い、その死生観を大きく揺さぶられる(北條民雄いのちの初夜』)。真摯に生き、紡ぎだされたもう一つの青春。
 


著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

梶井/基次郎
1901‐1932。大阪生まれ。第三高等学校在学中から執筆活動を始め、「青空」創刊号に『檸檬』を発表。肺を患い早逝したが、『ある心の風景』『Kの昇天』『闇の絵巻』など、後世に残る作品を多数残した

中谷/孝雄
1901‐1995。三重県津市生まれ。梶井基次郎と「青空」を創刊し、『春の絵巻』で文壇での地位を確立した

北條/民雄
1914‐1937。ソウル生まれ。19歳でハンセン病を患う。川端康成と文通しながら病院内で執筆活動を行う。『いのちの初夜』が芥川賞候補になるなど、24歳の若さでこの世を去るまで執筆を続けた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 

 

 

 

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