いつからか、大阪の釜ヶ崎(西成)という土地に興味をもった。
こわい、きたない、近づいてはならない、そんなイメージであったが、
この土地のことについていろいろと知るうちに、
強く魅きつけられるようになった。
6月にあまがさきの哲学カフェに参加した際、泊まるところがなくて、
主催の赤井さんに紹介していただいたのが、
偶然にも釜ヶ崎にあるココルームというゲストハウスだった。
赤井さんは以前にココルーム主催の釜ヶ崎の町を歩く会に参加していたので、
そのときの興味深い話を聞いた。
自分も哲学ツーリズムというスタイルで参加者を募り、
企画できないだろうかと、ココルームに打診したところ、
快く引き受けてくれた。
この企画にどれだけ人が集まってくれるか未知であったが、
メールで呼びかけたところ、あっという間に定員に達してしまった。
それで満を持して準備していたところ、今回の台風で流れてしまって、
ふたたび11月2日で仕切り直すことにした。
10月の時は内々で募集していたのだが、今回は広く県外からも
申し込みを受け付けたいと思います。
地元関西の方など若干名ですが募集します。
たとえば、こういうところを訪問する予定です。
参加したい方、詳細を知りたい方、参加費など、
以下のメールアドレスに問い合わせください。
11月2日(土)の午前中から18時までがっつり釜ヶ崎の各所をめぐる予定です。
umoregi15★gmail.com
★を@に変えてください。
哲学カフェは、車窓からの風景が次々と変わっていくように、旅と似ている。
「哲学ツーリズム」とは、観光と哲学カフェ(対話)を組み合わせたもの。
どのようなスタイルが良いのか、これから手探りで模索していきます。
それまで無縁だった世界を知ることで、また既知のなかに未知を見出すことで、
自分の足場を崩していくような、経験ができるといいなと期待します。
「哲学ツーリズム」に関して、以下のブログを参考にしました。
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以下案内文です。
「哲学ツーリズム@釜ヶ崎」 はココルームという釜ヶ崎に根を下ろして活動しているNPO法人に案 内役を頼んで、 釜ヶ崎で活動している様々な施設を訪問し話を聞き、対話をする企画で す。教育や医療、 福祉、あるいは貧困の問題に関心のある方には大きなインスピレーションを与えるのでは ないのかと思っています。