今これを旅から帰って書いているのですが、
釜ヶ崎で得た体験と大分に戻った現実とのつながり、整合性がうまくつかめず、
でも安易に決着をつけてしまうのではなく、じっくり振り返り考えることで
矛盾を矛盾としたままとらえて、前に進みたいと思いました。
少しづつ書いていきます。
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明けて11月2日当日。
海は凪いで空は快晴でした。
写真は自分が撮ったものをメインにしていますが、
不足分は今回一緒に参加した方から借りてアップしています。
フェリー内で朝食をとりました。
いつもはヨーグルトだけですが、この日はがっつり食べられました。
大阪港着7時30分ごろ。
釜ヶ崎のココルームに向かいます。
大阪の交通は不慣れでしたが、みなさんいろいろアプリを駆使して先導してくれたので
迷うことはなかったです。
今回の旅でYさんの物怖じしない行動力にはだいぶ助けられました。
旅は、長い間一緒に過ごすので、その人の性格がよくわかるようになります。
ツーリズムのもうひとつの側面ですね。
動物園前駅から飛田商店街を歩きます。
ここの商店街には昭和的な喫茶がたくさんあり、朝から営業していました。
350円とか安いです。
朝から居酒屋もあいていました。居酒屋も350円でした。
ココルームに到着9時。
あいかわらずのカオス。でも居心地がとてもよい。
解放感。釜ヶ崎にあるこの解放感はなんなのだろう。
さきごろクラウドファンディングで掘った井戸。
水がちゃんと出ていました。
釜ヶ崎のおっちゃんの左官や土工事の技術に助けられたそうです。
メニュー表にあった困窮者ドリンク。
釜ヶ崎についてのガイダンスを今回アテンド役の高橋さんから受けます。
高橋さんには一日お世話になりました。
朝の9時から夜の18時まで途中休憩を挟みつつも、
がっつり釜ヶ崎の主要な施設やポイントをめぐります。
これだけの調整でもたいへんだったと思います。
いざ出発。哲学ツーリズム@釜ヶ崎のスタート!