オンラインでの哲学カフェを開催しました。
10名(女性3名男性7名)の方に集まっていただき、
テーマ「人はいつ健康なのか、人はいつ病気なのか」で対話をしました。
〈健康〉や〈健全〉といった言葉の意味が、
ときにネガティブに、ときにポジティブにと語る文脈によって
コロコロと変わっていったのが興味深かったです。
人はずっといい状態でいなければいけないかという問いや、
日本人は家族や他人に迷惑をかけることを極端に怖れているという指摘など
健康が単に個人の身体だけに関わる問題ではなく、
社会あるいは時代や権力との絡みのなかでとらえられる健康と病について
考察していきました。
みなさんの健康観、病観がそのまま各人の生き方につながっているなあと
思いながら聴いていました。
このコロナの時代に、健康と病について考える事は
非常にリアリティのある体験だったと思います。
また機会があれば違う切り口でも問うてみたいと思います。
ご参加ありがとうございました。