2月の朗読部を開催しました。
今回みんなで朗読した作品は
・「平家物語」 作者不詳
・「悲しき玩具」石川啄木
・「ごんぎつね」新美南吉
の3作品でした。
どの作品もそれぞれ固有の作品世界があり、
それを朗読として声に出して表現していくことは、難しさと楽しさの両面があります。
自分なりにその作品世界を解釈して、聴く人に向かって内容を届けてください。
「読まない」とは、自分が朗読の先生によく言われた言葉。
読んでしまうと、すらすらと言葉が凹凸なく流れていってしまいます。
ひとつひとつの言葉を大切に、炊き上がりのご飯のように粒立たせるように、
話すように読むことが大事です。
ことばを起こして、発信力を上げていきましょう。
読んだ後は、体も頭もスッキリします。
体はひとつの楽器として朗読は鳴らしていく、その振動が心地よいのかもしれません。
ご参加ありがとうございました。