復古を待望した一部の先覚者、先進的な地域を除き、号令と共に一斉に訪れるべき朝はいまだ来たらず、たとえば木曽路がそうであるように、草莽の夜はまだ続いていたということ、そしてこの時空の差異が物語るように、広く時代のもたらす一貫はあれ、維新の理想は多様であり、また思い思いに描かれたそれは十分には決して実現しなかったということでもある。『王政復古と島崎藤村』田中希生
2023.5月または6月
朝早く起きる、というか猫に起こされる。
でも早起きはすばらしいと思う。
主体を取り戻す感がある、つまりしなければならないではなく、したいことをする
という意識に戻る。
いろんな企画を思いつく。
想像し、創造する。
なにより朝の光線のやわさがいい。鳥の声もひびいている。
空気のかたさがすばらしい。
大分は梅雨入りした。
梅雨をたのしみたいと思うが、豪雨になれば元も子もない。
たおやかな自然はもうない。