対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

朋遠方より来る有り亦楽しからずニャ

 

 

 

「朋遠方より来る有り亦楽しからずや」の意味は?

 
「遠くから友人が来てくれて一緒に酒を飲むことは何と楽しいことなのだろう」と解釈していたが、これは間違いで、孔子は、「学問をしてそれを自分のものとして、知識が豊かになれば、道を同じくする友人が遠い所からでもやって来て、学問について話し合うようになる。

 

 

 

 

今日は来年20周年を迎える日本の哲学カフェ、哲学対話の草分け的な団体であるカフェフィロ代表と余白製作所代表の山本和則さんがわざわざ関西から別府フリースクールうかりゆハウスまでお越しいただきました。
 
 
 
哲学対話のことや、カレー、チャイ、屋台の哲学までじっくり話が聞けて楽しかったです。鉄輪散策やむし湯、血の池地獄を案内して、とても満喫しておられました。
 

鉄輪名物、地獄釜。

 

私も今日ブロックチェック柄のシャツを着ようと思っていたのであぶなかった。

 

 

山本さんはおみやげに血の池地獄カレーを買っておられた。





いつもお世話になっている国際こども食堂のサイードさんのパキスタンカレーを食べる

チャイもいただく。おいしい


山本さんと話していて、台湾の医療人文学の話やオスカー・ブルニフィエのstay with othersの思想など掘り下げたいテーマを預かりました。(哲学対話に他者はいるのか。他者をだしにして、それぞれ考え語っているだけではないのか?ブルニフィエはその場のマイナーな人に焦点を当てて、本当に理解しているか確認するらしい)
 
 
哲学対話、哲学カフェのファシリテーションや運営をしている人が身近にいないので、そのことについてじっくり語り合えるというのはとても貴重で、嬉しかった。いつも一人暗中模索で孤独だったことに気づいた。
 
 
今度は鉄輪の湯治宿に泊まって、ぜひまた遊びに来て下さい!