大分市春日校区勤労協さん主催の政治哲学カフェにファシリテータ
テーマは「多数決って、正しいの?」でした。
最初に小野よしみさんの作るサラダやピザ、パスタを食べながら、 参加者の方とうち解けていった後に政治哲学カフェをしたので、 とても和やかにできたと思います。
そもそも「多数決とは何か?」みたいな問いから始まり、手続きとしての正しさと、結果の正しさは別であるとか、納得感であったり、でも多数にながされてしまうこともあるよねといった意見や、多数決以外の方法としての全員一致や、多様な意見を反映できる一人百票制など、多数決の正しさをめぐるゆらぎがあり、食事が美味しすぎて対話の時間が足りなかったかもしれませんが、政治についてひとつ語れたなと、わたしとしては手応えを感じました。
対話のなかで、そもそも若い人に意見がないという意見がありましたが、意見を言う機会をひとつの訓練や慣れとして作っていく哲学対話は民主主義の場作りとして有効だなと改めて思いました。
わたしの世代は社員研修などで、お客様と〈政治・宗教・野球〉の話はするなと言われて育ってきたので、なんとなくの忌避感があったりするのですが、対話には基本タブーはないですし、話しにくいものこそゆっくりと遡上にあげて考える必要があると思います。そのためには場の心理的な安全性というのが大事なので、今回は特にテーマ選びなど意識しました。
ご参加ありがとうございました。
オノさん、コジョウさん、シモガキさん、ヤブウチさんもお疲れ様でした。
政治哲学カフェはまたぜひ継続してしましょう!