オープンなこども哲学の時間を別府フリースクールうかりゆハウスで開催しました。
今日は2名の参加者で、それぞれの問いを考えてきてもらいました。
一人目の問いは、
Q こわいものは見たりやったりするのがいやだけど、なぜやりたくなるのだろうか?
「こわい」について、みんなで考えました
「こわい」がゆえに確認したい、知りたい
災害など対策する必要があるから、避けずに向き合ってきた歴史
知っているこわさをえあえて追体験する、知らないこわさ、
「こわい」と不思議のつながりなどなど。
(今、わたしが書いているエッセイと同期してびっくりしました・・)
人間こそがいちばんこわいという意見も。
「こわい」について、探究してみました。
もう一人の問いは、
Q なぜ「いかり」と言う感情があるのか?
実際のみんなの「いかり」のエピソードを聞いていきました。
エピソードに共通するものとして、「自分の思い通りになっていないとき」に
「いかり」が生まれているのでは?という問いと仮定がでました。
ほかに「いかり」の反対ってなんだろう?と問いかけをしたら、
最初はうれしいとかたのしいが出ていたのですが、みんなで考えていくうちに、
「理解がある」とか「かしこい」とかいう意見も出て、ハッとさせられました!
店員さんは、内面では怒っているけど、外面では笑っているとか、
疲れていると怒りやすくなるとか、鋭い指摘もたくさんあり、
「いかり」についての思索が深まっていきました。
ご参加ありがとうございました。
短い時間、少人数でも出発地点の素朴な問いから遠くの場所まで
一緒に思索の旅ができました。
また対話の場でお会いしましょう♫