対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

【開催報告】オープン こども哲学の時間 10.20

 

オープンなこども哲学の時間を別府フリースクールうかりゆハウスで開催しました。

 

今日は2名の参加者で、それぞれの問いを考えてきてもらいました。

 

一人目の問いは、

 

Q こわいものは見たりやったりするのがいやだけど、なぜやりたくなるのだろうか?

 

 

「こわい」について、みんなで考えました

「こわい」がゆえに確認したい、知りたい

災害など対策する必要があるから、避けずに向き合ってきた歴史

知っているこわさをえあえて追体験する、知らないこわさ、

「こわい」と不思議のつながりなどなど。

(今、わたしが書いているエッセイと同期してびっくりしました・・)

 

人間こそがいちばんこわいという意見も。

 

「こわい」について、探究してみました。

 

 

 

 

もう一人の問いは、

 

Q なぜ「いかり」と言う感情があるのか?

 

 

実際のみんなの「いかり」のエピソードを聞いていきました。

エピソードに共通するものとして、「自分の思い通りになっていないとき」に

「いかり」が生まれているのでは?という問いと仮定がでました。

 

ほかに「いかり」の反対ってなんだろう?と問いかけをしたら、

最初はうれしいとかたのしいが出ていたのですが、みんなで考えていくうちに、

「理解がある」とか「かしこい」とかいう意見も出て、ハッとさせられました!

 

店員さんは、内面では怒っているけど、外面では笑っているとか、

疲れていると怒りやすくなるとか、鋭い指摘もたくさんあり、

「いかり」についての思索が深まっていきました。

 

 

ご参加ありがとうございました。

短い時間、少人数でも出発地点の素朴な問いから遠くの場所まで

一緒に思索の旅ができました。

 

また対話の場でお会いしましょう♫