対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

【開催報告】UEMURA BREAD × 哲学対話 10.26

 

 

月に一度のUEMURA BREADさんでの哲学対話を開催しました。

 

雨上がりの芳醇な土の薫りと遠雷のように聞こえる鹿の嘶きというステキな山の

ロケーションのなか豊かな対話の時間を共有できました。

 

今回のテーマは「お金」。

 

 

最初のアイスブレイクの質問は、

Q お金のために働かなくてもいいとしたら、あなたは何をしますか?

 

 

 

みなさんの「お金」に関する問いは以下のものでした。

 

Q お金のない世界が実現するとしたら、今より幸福になれる?

 

Q プライベートでお金のために自分のふるまいを変えたことはありますか?

違和感は感じましたか?

 

Q お金があると幸せなのか?

 

Q お金の価値とは?

 

Q 中学生の子どもに月々のおこづかい以外にお金を稼ぐ方法は?

 

Q お金で世界で増えるって何だっけ?

 

Q なぜお金のために悪いことに手を出すの?

 

 

 

 

・お金はなにかと交換するもの。

・でもその交換に見合わないものもある。

・お金で自分の時間が買われる苦痛。

・人の役に立ちたいという思い。

・お金で人に支配される。

・ジョイフルで相手より高い値段のメニューを選ぶのか低い値段なのか

 

 

Q お金にむかって生きているのと違う生き方を目指すのなら、何に向かえばいいのか

Q 本来、働く=お金だったのか?

Q わたしたちはいつも価値を提供しないといけないのか?

Q 働かざる者食うべからずなのか?

Q お金が何であるのか? などなど

 

さまざまな新しい問いと向き合いながら、「お金」についての考えを深めていった

2時間でした。

 

いかにお金を使うかをわたしたちは学んでいない、経験や知識は誰にも奪われない、

また稼ぐことにこだわりたい、お金の重力を知りたいなどの意見も私には気づきの

多いものでした

 

ウエムラマーケットで購入のゴム印



あっという間の二時間でした。

とても芳醇で実りの多い時間でした。

こういうことにお金を使いたいと言っていただいたのは嬉しかったです。

ご参加ありがとうございました。

 

次回は11月30日(土)13時半から。

テーマは「反抗期とは何か?(トー横キッズ含む)」です。

お楽しみに♫