対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

【開催報告】UEMURA BREAD × 哲学対話 11.30

 

毎月たのしみにしています臼杵の山あいにあるパン屋さん

UEMURA BREADさんでの哲学対話。

 

11月は「反抗期とは?」をテーマにみなさんと考え語りました。

 

最初にテーマに関するみなさんの問いを聞きました。

 

Q 反抗の対象は親だけ?

Q 反抗期は(必要)大事か?

Q 反抗期と不登校。どんな関係にあるかな?

Q ”反抗”を表現するのはなぜか?

Q 反抗期がない→壁がない→よいこと?

Q ぷーぷー起こるのは10代の時が本当にピークなの?本当に?

Q 自分の反抗期に自分で反抗するのは良くない?

Q 『反抗期』もっと他に言い方はないのでしょうか?

Q 反抗期!?っていう言い方はいつから?他の言い方、表現法はなかったの?

 

 

最初に反抗「期」というある一定のシーズンなのか?

ずっと怒っているという方もいて、その本質に違和感、意見の合わなさからくる対立、

無理解への怒りがあるのではという意見があがりました。

 

もうひとつ突っ込んだところで、「壁」という概念が出て、

「壁」があることで自分の立ち位置を定められるのでは。

ひとつ反抗期というのは自我の形成で関与しているという仮説。

 

親や先生が壁にならなかったことで、たとえば校則といった縛りが壁となり

学校が心地よかったというエピソードもありました。

 

トー横キッズは、反抗なのか?

家から排除された、居場所としてのトー横。

 

わたしは個人的には、読書と上京への思いでもって反抗期を内面化?して

今に続いているような気がします。

寺山修司の「親は桎梏である」という言葉に救われました。

 

 

 

 

ご参加ありがとうございました。

自然光のなかでのUEMURA BREADさんでの哲学対話はいつも心地よく、

あたたかみのある哲学対話が体験できます。

 

また来月もよろしくお願いします。