臼杵市の山間にあるパン屋さん「UEMURA BREAD」さんで哲学対話をしました。
今回で11回目となります。
たくさんの方に集まっていただき、遠く県外からもありがとうございました。
風が薫り、鳥たちの囀りを聞きながらの素敵な会となりました。
今回のテーマは「品」。
品を感じたあるいは感じなかった経験、エピソードを聞きつつ、
問いの形にまとめてもらいました。
Q 相手ファーストかどうか?
Q 自然に出てくるもの?
Q 品というのは、外見のこと?中身のこと?
Q 品はなくなってきていると思いますか?
Q 品は型ですか?
Q 品は身につけられるものか?足し算できるの?
Q 品=決まった型?
Q 品は必要なのか?
Q 品と礼儀やマナーのちがいは?
Q その人がまとう雰囲気そのものなのでは?
Q 他人との距離感?
Q 品は生まれつきのもの?
Q お金と品にはどういう関係があるのか?
Q 下品って悪いことなのか?
経験(エピソード)としては、
特定の人物をあげて品を語る方、今までなかったのに券売機を導入して品を感じられなくなったとか、武道や芸事の型に品を感じたり、物や動物にもある品、ベンツやBMWに乗っているお坊さんに品を感じない、察して伝えることができる人、皇室の方の振る舞い、武雄市図書館と伊万里市民図書館の違いなど、それぞれが感じる「品」が多様だったため、多角的に「品」を吟味することができました。




・心があること
・愁いやさびしさといったネガティブなところから品を考える。
・奥行き
・みだりに話さない
・余裕やゆとりから来る余白
・律すること
・潔さ
・心地よさ、ちょうど良さ
・自由の反対?
・わきまえる
・親しみやすさは「品」、近づき難さは「品格」
・うどんにはなくて、蕎麦にはある潔さ
・覚悟があるかないか
・わびさび
・急いでいない、ゆっくり、ゆったり(太極拳とか)
などなど。
自堕落や放蕩ではなく、ある種の抑制といったものが品を成り立たせるのかもしれません。
大衆料理店に感じる品には、過剰なものや余計なものがない簡潔さにそれを感じるのかもしれません。
「品」というものの概念がとても揺れ動いた2時間でした。










ご参加ありがとうございました。
UEMURA BREADさんでの哲学対話はいつも心温まります。
今回も「心」という言葉が何度か出たりしましたが、この場所にまとう品が
あるのだと思います。
参考までに、私が例として話した、武雄市図書館と伊万里市民図書館のレポートをリンクします。
次回は5月31日。テーマを「政治」にしたいと思います。
ご期待ください。