対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

【開催報告】NHK大分放送局「もういちど 学校」×こども哲学対話 8.9

 

 

 

 

昨日、無事に終了し、深い余韻のなかにいます。
 
NHK大分放送局にて、玖珠の「わかくさ小中学校(学びの多様化学校)」を1年追ったドキュメンタリー番組「もういちど 学校」を見て、感想を話しながら、子どもたち、大人たちと哲学対話しました。
 
オンラインでの2元中継や、ラジオ収録、多くの見学の方々など初めてづくしの哲学対話でした。
 
すごいものを見て頭がボーとしているという感想や逆に目が覚めたという感想など、初めてこども哲学を見られた方には衝撃があったようです。
 
哲学対話とは何なのか、あの時間に何が起きているのか、わたしも全然言語化できません。
 
ただそこには待ってくれている人がいる、急げと言わない人がいる、安心できる場所である、それが人をどこか未知なる遠くの場所に連れて行ってくれるのかもしれません。
 
沈黙が深くなると、言葉が音となる。
わからないことからくる沈黙もあれば、言葉にできない沈黙、したくない沈黙もある。
武満徹の「音、沈黙と測りあえるほどに」という言葉を感じていました。
言葉と言葉のあいだにあるものを見る、感じるのも対話かもしれません。
 
 

 

イルカの交信がかれらの鳴き声によってはなされないで、音と音のあいだにある無音の間の長さによってなされるという生物学者の発表は暗示的だ。

 
『音、沈黙と測りあえるほどに』武満徹
 
 
 
こどもたちにありがとうと言いたいし、居心地の良い対話の場所をつくってくれたNHK大分放送局さんにも感謝です。F先生もS先生も、T校長先生もK先生も感謝!
 
全体を指揮したTディレクターとは、何度も打ち合わせを重ね、お互いの理想を追求していきました。放送して終わりではなく、どうだったのかその後も吟味し考え続けるスロージャーナリズムという考え方と哲学対話は大きな親和性がありました。これからもまた一緒に仕事ができれば嬉しく思います。
 
収録の様子は8月31日(日)ラジオ第一(大分県内)午後4時5分から30分に放送されます。また当日上映されましたドキュメンタリー番組の「もういちど 学校」は8/18(月)13:10-13:53(Eテレ)、8/31(日)13:05-13:48(総合)にて再放送されます。こちらも併せてどうぞ。多くの方に見て考えてほしい番組です。お楽しみに♪