
(休憩)
15時〜16時(60分)
- 一つのエピソードを詳しく掘り下げる。いろんな質問をする
休憩後1時間かけて、事例の詳細に入りました。選ばれたエピソードの人がより詳細に語り、それからみなさんより根掘り葉掘り聞かれるターンです。その人が話せる範囲で構いません。私はすべてに応答していたので、ここのシーンが一日目の印象に残った方も多かったようです。
かなり特殊な体験・エピソードだったので、伝わるか伝わらないのか人によっても差が出てくるところ。不安を感じながら、それでも言葉を尽くしてなるべくわかりやすく話をしました。ここがポイントだったのかなあと今振り返ると思います。

ざっくりまとめるとこんな感じです。これは夜にみなさんのメールで共有しました。
私のエピソードを整理します。・10 年くらい前、「愛」としか⾔いようのない何かが⾃
分の胸の最も奥深いところから湧き出してあふれてどうしようもな く、その受け取り先を探し求めて、 陸橋の下にいたホームレスを家に呼んで⾵呂に⼊ らせようと思ったことがありました。他者と⾃ 分の境界が完全に消えていました。 マザーテレサやブッダはこんな感じで⽣きていたのでしょうか。 わたしは信仰を持ちませんが、極めて宗教的な体験で、その後の⼈ ⽣が⼀変しました。
・行きたくなかった会社の研修(地球環境に関する)という設定に虚につかれたのかも( 油断していたから深く刺さった?) ・強烈な変容が訪れたのはわたしだけだった・わたしは素直な性格だったのからかもしれない・一人でいるのが好きだったが、変容後は他者とともにどう生きるかがテーマになった。 哲学対話の開設につながった ・子どもの頃は外交的だったが、いじめを受けてから本を読むような内容的な人間になった ・親以外の誰かから強い愛を受けたという覚えはない・理屈(言葉)ではない圧倒的なものがあふれ出た・愛ではなく共感??・哲学対話の原点になっている・環境に関して加害者であるという側面を知る・圧倒的な満ち足りた感→あふれる母乳のよう・肉食をやめた・人は存在しているだけで充分であるということが腑に落ちる・言葉にできなさを今、無理矢理後付けで言葉にしている
16時〜17時くらい(60分)
- 選ばれたエピソードに関して、気になったことや話し合ってみたいことを「問い」の形にする。「問い」を出せるだけ出す。
1日目終わり
私の語りを受けて、問いをみなさんから出してもらいました。ここで一日目は終了です。時間的に順調でした。明日までの課題として、どの問いを考えたいか一晩考えてもらいました。
ソクラティク・ダイアローグは話し、聴き、考え、問いに、投票して一つに選ぶ、この連続でもありました。民主主義(一人の意思の反映)の実践です。
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以下がみなさんの問いです。追加がなければ、 ここから一つ選んで哲学対話をスタートします。一人2票あり ますので、あなたが考えたい問いを絞ってください。
Q 愛は伝染するのか?Q 「愛」と「そうでないもの」の違いは?Q 愛は言葉で表さないと『伝わらない』のか?Q 行動で愛を表現すれば充分か?(日本人特有?)Q しみけんさんの感じた「愛」は全ての人にそなわっているのか?Q 愛は与えるだけじゃなく、受け取る「愛」もあるのかな?Q 愛を「美しいもの」としていていいのか?エゴ、過保護は愛ではない? Q 愛の発し方、受け取り方があるのではないか?その間に大きな差があるのかも? Q あふれる愛の後、そんな自分についてもっと好きになりましたか?変容 Q 愛の太さ、大きさ、強さはある?Q 人にやってもらいすぎると愛は感じにくくなるのでしょうか?Q 自分のことを全て自分ですると愛がわかりますか?Q 創造(生産)する愛と破壊(殺生)する愛は矛盾しないですか?Q 愛を愛と感じたことを別の言葉で表現すると何?Q 愛はポジティブなのか?そうあってほしいのか?ポジティブであってほしいと思うのはなぜ? Q 満たされてあふれる愛を出すというが、どうしたら満たされるの?親から与えられる? Q 愛は感情?状態?Q 愛と共感の違いは?
夜のみなさんとの居酒屋での会食や寝るまでの余白もとても素敵なものでした。これ含めてソクラティク・ダイアローグとは、ずるい企画かもしれません😊
朝から晩まで8時間ぶっ通しでするよりも、夜を挟んで日をまたいですることに意味があったと思います。これもワークショップデザインです。




