対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

【開催報告】ゲストハウスさんかくワサビ × ソクラティク・ダイアローグ 9.6-7 全記録(7)〜ふりかえり、参加者の感想

 
佐伯のゲストハウス、さんかくワサビさんでのソクラティク・ダイアローグ合宿の2日目も無事終了しホッとしながら、別府に帰宅して今これを書いています。みなさん、おつかれさまでした。
 
8時間におよぶ対話と思索、問うこと、聴くこと、話すこと、書くこと、選ぶこと、決めること。夜の食事や寝るまでの余白の時間も含めて、豊かな時間をみなさんと過ごすことができました。
 
場所を貸していただいたゲストハウスさんかくワサビさんも最高の対話空間でした。ありがとうございました。
 
終わってから振り返ると、何か昨日今日が幻のようでもあり、「愛」というつかめそうでつかめないものにみんなで迫っていく思索の旅は、他に喩えようのない尊いもので、時間が経過するほどに輝いていくようです。
 
哲学とかソクラティクとは言うものの、難しい専門用語を並べて難しい議論する場ではなく、どんな意見も笑われずにフラットに聴かれ、話ができる楽しい場です。
 
最後に全員で出した「愛」に関する結論を改めて。
 
 
① 愛とは、自然とわきあがる愛おしいと思う感覚である。
 
② 愛とは社会・生活・リアルを通して大きくなったエゴ(欲望)によって、見失いがちなものである。
 
③ 愛とは社会・生活・リアルを通して愛されていることに気付いて受け取ることである。
 

 

最後の文③は泣けてきますね。。2日間かけてこの一文に到達できただけで私は救われる思いがします。
 
また計画を練って、半年に一回くらい合宿形式のソクラティク・ダイアローグができるといいなと考えています。コツをつかんだので、さらに充実した時間を作れると思います。ご期待ください!
 
通常版の哲学対話、哲学カフェにもぜひお越しください♪
それぞれが惹き合うことでしょう。また対話の場でお会いしましょう!
みなさん、ありがとうございました。
 
 

 

***
以下は早速いただいた参加者の方からの嬉しい感想です。本人の許可を得て掲載します。ありがとうございました。
 

Mさんの感想
私は今、佐伯からの帰路の途中でずっと巡らせていた想いをここに感想として書いています。

まず、驚き嬉しかったのは開催地である佐伯の町の商店街の「緩さ」でした。古き良き居酒屋や古い建物など至る所に昭和のエモさが残されており、そのおかげが最初からとてもリラックスして参加できました。普段の哲カフェでさえ、どんな人が来るんだろうと少しは緊張するのだから、やはり佐伯の町とさんかくワサビさんの持っている愛のおかげでしょう。

本番の合宿の中身はというとさまざまな「愛」が循環していたように感じました。例えば、愛に対する憧れ、美しさ、情景などが疑念に変わり、その後また内省して、また形を変えて愛を肯定してまたそれが循環してずっと続いていくように...きっとそれが本質なのでしょう。

個々の参加者のエピソードは全員の中に「自分がいる」と感じ「他者などいないのだ」という気持ちにさせられました。

対話の中心に選ばれたエピソードにはSさんの革命的ともいえる人生の衝撃体験でした。私はSさんの衝撃体験やその後の変容に対して首がちぎれるぐらいの「うんうん!!」という共感や、もっというと羨ましいなあ・・・という気持ちだったのですが、なかなか他の参加者の方にはストンと腑に落ちなかったようで沢山の質問?詰問?笑が起こっていましたね。だから逆に有意義な時間だったのですが笑

そして、何よりも楽しかったのが参加者の方々との余暇の交流ですね!(飲み会、ゲストハウス、近所の散策、朝の城山ハイク)もう本当に楽しくて楽しくて。。。私は不自然なぐらい上機嫌になり満たされていました。

居酒屋でのバカ話、10人の参加者全員が良い対話をしたいという想い、ちょっとした他者への気づかい、まるで時間が止まったかのようなゆったりとした夜のゲストハウスの雰囲気、私にとってはそれら全部が「愛」と呼びたくなる体験でした。

志水さん、さんかくワサビさん、参加者の皆様、ありがとうございました!

とても幸せな時間を共有できました。私はどちらかというと読書や自然との関わり、内省などリアルな人との関わり以外で幸福を感じてきたので他者と共有できた今回は稀有な時間でした。

もしこの拙い感想を読んでくれている人がいるなら是非とも参加されてみてください。佐伯のまちは本当に優しいですし、何より居酒屋、定食屋の料理が絶品なのですから笑

 

 

Mさんの感想と写真です。

大分から佐伯に向かう10号線で、藤井風の「満ちてゆく」をずっと聴いていました。今思えばそこから愛についての探索が始まっていたように思います

前半戦の対話が広がり続けて、とても収束できそうにない気配から、居酒屋に場所を移して佐伯市のゆるいお国柄に胃袋と心を潤し、眠くなった私は早々にベッドにつかせてもらいました。とはいえ興奮は冷めやらず、実際に眠りについたのは22時を過ぎた頃でした。

3時頃目が覚め、一人商店街をぶらぶらしました。前に講義を拝聴したことのある山内先生の子ども食堂を偶然見つけて、ちょっとテンションが上がりました。

さんかくワサビに戻っても、はっちゃんさんの鳥肌が私に伝染したり、昨日からの愛についての不思議な旅は途切れることなく続いていました。

城山の早朝山登りでも、愛についての思索は続き、そのまま後半戦に入って行きました。

私の職場の体験も含め、皆さんの愛についての深層の部分が語られるにつれ、語る者と聴く者が創り出す無言の意識の醸成が、成熟し、形作られ、共有する何かが芽生えて行ったのだと思います。

結論として出た言葉は、参加した誰もが納得する言葉になりました。

 

佐伯市を離れた私は強烈な眠気に襲われながらも何とか家まで辿り着き、崩れるように布団に潜り込みました。

2時半頃目が覚め、外に出ると皆既月食が始まっていました。

イクラ色の月を見ながら、哲学対話での様々な言葉が湧き上がってきました。このタイミングでの皆既月食は絶対偶然ではないと思えてきました

月にいるウサギさんにとっては、皆既日食だよなぁなどと空想しながら、いつもよりもずっと宇宙を身近に感じられる気がしました。

よろしくお願いします。写真付けてます笑

 


Hさんの感想

【愛】というテーマの選択理由に、「愛の存在を、もっと実感したいから。」と挙げていましたが、
 
愛、確かに存在をしっかり実感できたと思います。というより、その存在を見たような気がします。
 
もっと言うと、愛から来ているとしか思えない言葉が紡ぎだされているところを見た、といった感じでしょうか。
 
なんだかとても良いものを見せていただきました。
 
志水さんの言うように、しんどいことがあっても確かに生きていけるような気がします。
 
今回のエピソード、私にはベストでした。あの体験を聞く機会に恵まれたのは、本当に有難いことでした。
 
あと自分の考えを、人に伝えてみるって大切だな、と改めて思いました。
 
哲学対話に参加している中で愛を感じることがある、と私がエピソードに書いていたことを、志水さんが「哲学対話は愛を感じられる場所なんですね」って言ってくれた時に、そうそう、そういうことだ~ってすごく納得したように、人の目(思考)を通してもらうことで、新たな視点に気づくことができるのかもしれないです。
 
寝て起きた時、感謝(だと思う)感覚に満ち溢れていたのも、すごく素敵な経験でした。
 
早朝に城山登山をさせていただいたことも嬉しかったです。
 
2日目は、本当に結論が出るのかな、なんて思いながら始まりましたが、しっかりまとまった上に、とてもシンプルなのが素晴らしくて、眺めてはニコニコしてしまいます。
 
想像以上、想像もできなかったくらい、参加できたことが嬉しいです。
 
本当にありがとうございました。みんなで濃い時間を過ごせたことは、大きな大きな宝物です。
 
 

Mさんの感想

佐伯の、さんかくワサビさんでの哲学対話の合宿(!)に参加してきました✨️
一泊二日で、みっちりと、【愛】をテーマに考えを巡らせてきました。
テーマの選択理由に、「愛の存在を、もっと実感してみたい」なんて挙げていましたが、それはもう、ビシバシと感じることになった2日間でした。
 以前から聞きたいと願っていた、貴重な体験談を聞く機会にも恵まれて、本当に来て良かった!!と思います。
初日を終えて寝て起きたら、もう興奮するくらいの感謝(だと思う感覚)で満ち溢れていて、それを一生懸命伝えていたら、感動が伝播して、一緒にものすごい鳥肌がたつという面白い体験までできました。
対話以外の時間も、食事を共にする、軽い登山に行くなど、長い時間を参加者の方と過ごせました。
想像以上、想像なんてできなかったくらいに参加できたことが嬉しいです。
月が綺麗な空の下、私には、ただちょっと何人かで連れ添ってコンビニに一緒に行った、というだけだと思っていた時間を、ものすごく大事な大切な思い出になったと語ってくれた人がいて、それは私にとっても、キラキラした素晴らしい、きっと愛があった尊いものになりました。
またゆっくりと考えをまとめたりしようと思います。
ありがとうございましたm(__)m
 
 

Aさんの感想

案内が届いた時の心躍る感じを今も覚えています。
佐伯のさんかくワサビさんで開催された、『ソクラティク・ダイアローグ・プロジェクト』に参加して来ました。
テーマは『愛』です。

私にとって愛は、どうしようもないほど切ないほどいとしいと思うこと。その存在が唯一無二のものだと告げること。
そして今一番苦しめられていること…。
そんなことをぼんやり考えていました。

ただ、この合宿は、そんなフワッと生ぬるいものじゃなかった。
わざわざ「愛」とは何ぞや?と真剣に考えるために集まっているのです。
それぞれがエピソードを語り、質問し、また考え、一つを掘り下げるために投票(!)し、更に別角度から見て…。

日頃使わない頭は途中混乱し、水をがぶ飲みして正気を保ちながら思いました。
何なの、なのになんでこんなに面白いの!?

みんなで一緒に食事をしたのも楽しかったなぁ。佐伯の美味しいお魚を頂いて、おしゃべりして。コンビニ行く道で「月が綺麗ですね」と感動したり。
寝る前に素敵なギターと歌声に癒されたり。朝早く起きて対話の前に山登りして汗かいて。

この経験は間違いなく愛だった。そう思います。
衝動とまではいかなかったけれど、帰り道で私には景色がクリアというか、別の色に見えました。

まずい、夜に感想書くとポエムになりますね(笑)

夢みたいに楽しかったけど、山登りの筋肉痛が現実だと教えてくれる。
明日からリアルに生活に戻るけど、愛を見失ったり受け取ることがあるならば、それは幸せなのかもしれない。

 

Mさんの感想

佐伯にあるゲストハウス「さんかくワサビ」さんで開催された、ソクラティク・ダイアローグの合宿に参加してきました。 
今回のテーマは「愛」。

さまざまな視点から「愛」について語り合い、意見や考えを共有し合う中で、それぞれのエピソードを聞いたり、自分の体験を話したりする時間がありました。

2日間にわたる対話を通じて、「愛とは何か?」について、いくつかの結論にたどり着きました。
そのひとつが『愛とは、社会、生活、リアルを通して愛されていることに気づいて受け取ることである』でした。

日常にも愛があふれていること。それにようやく気づける自分が今ここにいること。そして、あのときは気づけなかった自分がいたこと。
合宿の最後に、ひとりひとりが感想を話す時間がありました。そのとき、なぜか涙が止まらなくなってしまいました。でも、みんな、私が言葉にできるまで、優しく待っていてくれました。そっとティッシュを差し出してくれた人。一緒に涙を流してくれた人。
この場所には、間違いなく「愛」がありました。

この日が私の中で何か一つの区切りになった気がします。『愛』とはなにか、答えがでなかったこともたくさんありました。これからも、『愛』ってなんだろう?と考え続けるのだと思います。
ただ、みんなで『愛』について一生懸命考えて、対話したあの時間が私に大切なことを教えてくれて、踏み出す勇気を与えてくれました。

本当に参加してよかったです!素敵な時間をありがとうございました✨




(8)につづく 

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