
一月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。
今回は『あなたのための短歌集』木下龍也(ナナロク社) を課題図書として、みなさんにも短歌を作っていただきました。 ありがとうございました。
【当日みなさんにしていただきたいこと】
①簡単な自己紹介
②『あなたのための短歌集』 のなかの気に入った歌を一首選び詠んでいただく。 なぜそれを選んだのか理由を話していただく
③ご自分で作られた短歌を詠む
④その解説と作ってみての感想を話していただく
みなさんの短歌です。
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正月に太るとわかり食べられるもちとおせちのおいしさといったら 天下一品
猛暑日も寒波も選べぬ日々のなかせめて衣服は自分で決める
アートフェア巡る湯のまち石畳私も描くわルブタン蹴って
目が覚めて頬に感じるホワホワに鼻をうずめてまた目を閉じる
ためらわず自分のパンを分けられるきみの地層の27年
止めれない私は強く生きていくアンストッパブル止められない
いつまでも喜びたいと思いつつこの日が死へのカウントダウン
君越しの世界はほのかなスパイスと伝播してゆくマイペースさよ
二次会の重要性を説いた後出待ちしてみる女生徒二人
毎日の日の出に合わせランニング光を浴びてセロトニン放つ
あの店の酒とプリンと写真たち「他生の縁」のつながるかたち
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文字を定型におさめていく難しさや、はまったときの気持ちよさ、 完成度にまだ満足できない思いや、音としての面白さ、 作った後で分かる自分の気持ち、パッケージとして持ち歩ける( ちょうどいいサイズ)としての短歌など、 いろんな意見や感想が聞けました。
詩の創作には気恥ずかしさがあるけど短歌にはないのはなぜ? のわたしの問いには、リズムや定型に納めることで、 そのままの生の表現が変形させられて自分色が消えるんじゃないの かという意見は興味深かったです。

今回も注目のむすびのさんのメニューは、 作品のなかに出てきた鶏肉、ケバブ、トマト、バナナ( 山崎春のパン祭りで贈られる割れない皿にのせられた!)、 そして木下龍也さんの短歌から鮭おにぎりが提供されました。 とても美味しかったです。ありがとうございました。







