対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

【開催報告】大分大学経済学部2年 石井ゼミ小山ゼミ三好ゼミでの哲学対話

 

昨日の大分大学経済学部での哲学対話のまとめです。3つの合同ゼミでの研究発表を経て、問いをみなさんに考えていただいて、その問いにした理由とともに一人ずつ発表してもらいました。
 
たとえばこんな問いがありました。仕事は生活のためだけにするのか?」「理想的な社会福祉とはなにか?」「なぜ伝統は大切なのか?」「普通とは?」「豊かな暮らしとは何だろうか?また、今の私たちは豊かな暮らしができているだろうか?」「今の自分と老後の自分は同じ自分なのか?」などなど
 
今回選ばれなかった問いに「なぜ人はさみしくなる?」「何もしない時間にも意味はあるのか?」がありましたが、わたしは個人的に前回みなさんの研究発表を聞いて、究極的に抽象化すると、この二つの本質的な問いに集約されるかもしれないと思いました。
 
どれも考えたい問いばかりでしたが、その中から多数決で二つ選んで哲学対話を始めました。
 
選ばれた問いは、
「若者はなぜ高齢者の生き方から学ぶ必要があるのか?」やりたい事だけやってていいの?」でした。
 
約30人いましたので、二重の輪をつくって前後半分かれて、それぞれの問いで哲学対話しました。外側の輪に居る方々は完全に「聴く」だけの参加になります。これもまた学びがある体験です。
 
ほとんどの学生さんが哲学対話初体験でしたが、丁寧に言葉を紡いで、他者の言葉に耳を傾けていました。
 
対話の後にもう一度問いを考えてもらって終わりとしました。ビフォーアフターで問いに質的な変化があれば、嬉しいです。
 
外側で聴いていた先生方は、この対話の「沈黙」のあり方に驚いていました。条件反射的な即応性を求める教育のあり方とは別の価値観を提示できて手ごたえを感じました。
 
貴重な機会をありがとうござました。哲学対話の良さを分かっていただける方々と出会うのも喜びです。
 
終わってみんなで餃子を作って、美味しく頂きました!こちらもありがとうございました。