
10分くらい休憩をして、選ばれた二つのエピソード(自分の死と他者の死)に対して、いろんな質問をして、掘り下げていきました。80分くらいは時間をとったと思います。
話せる範囲で構いません。選ばれたFさんは、初めて公に語ったことも多かったようです。このインタビューされるような個人の掘り下げの時間はいつも興味深く、通常の哲学対話にはないものです。話していただいてありがとうございました。
エピソードと質問をまとめるとこんな感じです。
・でも祖母は看取れたので、「わたしたち頑張ったね!」と言えた。 →人は独りで死ぬのか?・遺品のお茶碗を割るのは辛い…区切りは大事だけど、良い感じの区切りがあるはず ・人の死は次の世代につながる(バトンタッチ)けど、ペットの死はただの死?
【自分の死】・「死んだ方がいいかもね〜♪」のBGMがずっと流れている。ボリュームが大きくなったりする ・BGMと仲良し・BGMに同調する方も居るが、BGMが自己の無価値感に基づく方と、 ずむこさんのように生きる力になっている方もいる ・BGMが昔はネガティブに響いていたが、今は違う・未知なるものへの好奇心がある・命を受けたことは、贈りものか押しつけられたものか?→押しつけられたからこそ、やってやる!と思える。
16時〜17時くらい(60分)
- 選ばれたエピソードに関して、気になったことや話し合ってみたいことを「問い」の形にする。「問い」を出せるだけ出す。
1日目終わり
Fさんの語りを受けて、問いをみなさんから出してもらいました。ここで一日目は終了です。メールで共有して明日までの課題として、どの問いを考えたいか一晩考えてもらいました。
以下がエピソードと質問をしての、みなさんの問いです。
☆今日のみなさんの問いです。明日は8時からここから一つ選んで哲学対話をスタートします。 その問いにした理由を説明してください。 AさんQ 気軽に「死にたい」と言える社会になるにはどうしたらいい?Q 死は人生の「ゴール」のはずなのになぜ悲しい?Q におい、冷たさは死とどう関係するのか?BさんQ なぜ人は死んではいけないのか、殺してはいけないのか?Q 死は救済?Q 「死にたい人」と「死にたくない人」は違いはどこか?Q 死について考える人の共通点はあるか?CさんQ 死をポジティブにとらえられる人とネガティブにとらえられる人の違いは何だろう? Q 納得のいく死の迎え方、見送り方を知りたいDさんQ 一般的に死をなんでネガティブなものと捉えるようになったのか?Q 死にたい人と死にたくない人は本質的になにが違うのか?Q 死にたい人は、死後は未知なのに今より良いと思えるのはなぜだろう? Q 不老不死の世界だったらどんな風に世界は変わるだろう?EさんQ 死にも色々あるのか?(全身麻酔と自然死などに違いはあるのか?) Q 人も動物も同じところから来て同じところにかえるのでしょうか?FさんQ 死は一人のものなのか?(祖母の死に伴走したずむこさんの話)Q 死はなぜ悪いものなのか?(話しにくいのか?)Q 生きた証をなぜ残したいのか?Q 生きた証をどのように残すのか?Q 全身麻酔と死の体験は同じか?どこが違うのか?Q 忘れられるのが本当の死か?人はいつ死ぬのか?(死はいつ完了するのか?) Q なぜ忘れられるのは寂しいのか?Q なぜ死は悲しいのか?GさんQ 死ぬ人ではなく見送る側の気持ちが「死」というものの考えのもとになっているのではないか? Q 生きるよろこびってなんだろう?死ぬよろこびもある?Q どうして、死の話はしにくいのだろう?「死にたくなる」は昔よりは言い易くなっている? Q 死んでも悲しまずにいることは可能か?(心の準備ができたらOK?I)
終わって夜は、みなさんとの居酒屋で会食しました。
また寝るまでの余白の時間もとても素敵なものでした。
これも含めて合宿スタイルのソクラティク・ダイアローグの良さだと思います。
朝から晩まで8時間ぶっ通しでするよりも、夜を挟んで日をまたいですることに意味があると思います。
1日目おつかれさまでした。




