「葬式のあとに残る、たとえば焚火のあとのような、すがすがしい死の匂い…」 『美しい星』三島由紀夫

2月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。
今回は三島由紀夫『美しい星』 をみなさんと読んで感想をシェアしました。
冷戦の核ミサイルのボタンがいつ押されるかわからない時代の不安 さを、宇宙人だと自覚した「人間」が…、本気なのか冗談なのか、 吉本新喜劇のように読んだという方もいました。
今は使われていない言葉の迫力、それぞれのキャラクター造形、 コンプレックスと優越感、夢を見る力、恩寵としてのUFO、 なぜ最後にあらわれたのか?誰が本当の宇宙人なのか? 宇宙人を貫いた人、人間に戻った人、 戻りそうになったけど内省することで踏みとどまった人など想像が 尽きません!
個人的には金星人、暁子の造形に目を見張るものがありました。 ネタバレするので書きませんが、最後らへんは衝撃で、 まさにキャラを生きたと思います。
むすびのさんのこの日の特製メニューは三島由紀夫が割腹前夜に縦 の会のメンバーと食べた新橋「末げん」の鳥鍋でした!美味!
次回は3/29(日)10時からです。
TAC出版から出ている戦後日本のアートと絡めて記述された「 日本国憲法」をみなさんと読みたいと思います。改憲、 護憲などの議論はしません。 書かれた日本語を味わいたいと思います。異色の回です。 ぜひご参加ください!!