対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

『皆神山』という名前の詩集

 

 

 

いいところもあるんだけどな

そんなことなんの自慢にもならない

 

「皆神山のこと」杉本真維子

 

 

 

OPAMでの朝倉文夫

猫の流体に魅了された朝倉文夫

 

 

 

 

詩人の杉本真維子さんが詩集『皆神山』で萩原朔太郎賞を受賞した。

皆神山は神州いや、信州にある不思議なお椀を伏せたような山で、

20年くらい前長野を旅したに訪れたことがある。

出口王仁三郎によればそこは世界の中心とされていて、

それと関係あるのか、太平洋戦争末期いよいよ本土決戦というときに、

松代大本営として政府の中枢機能移転の場所として考えられていた。

そんなタイトルを冠した詩集だからとんでもないものに違いない。