2024-04-01から1ヶ月間の記事一覧
私は紙の本を憎んでいた。目が見えること、本が持てること、ページがめくれること、読書姿勢が保てること、書店へ自由に買いに行けること、ー5つの健常性を満たすことを要求する読書文化のマチズモを憎んでいた。その特権性に気づかない「本好き」たちの無知…
結果、暗い深海にもぐったまま、どんな罠も仕掛けも策も及ばぬ遠くを目指すことにしたのだろう。それでこっちも、どんな人間も追いつけないところまで追いかけることにした。世界中のだれも手も届かないところまで追うことにした。そのあげく、いまこうして…
「死なないでほしい」と言われてもなにも響かなくなったひとのために芸術は存在するのだとずっと思っている 輪湖 Xより 四月になって新しいことを始めたいとの思いもあり、最近は禅寺に通って坐禅に勤しんでいます。ただ坐る。これも大いなる余白と呼びたい…
4月の哲学カフェを開催しました。 今回は14名で「自分らしさとは」をテーマに3時間かけて、 ソクラティク・ダイアローグの手法を使い哲学対話していきました。 考えて、話して、聞いての3時間でした!ありがとうございました。 最初に時間の節約もあり、事前…
ここ2日は連続して羯諦寺に朝通い、坐って、英語で他の海外の人たちと話し帰る。 坐るごとに上達していく。 坐るに上達もあるのか。 集中の度合いというのか、深まり方、スイッチの入り方。 いつもは窓を開け放ち外を向いていたが、今日の会では人と人で向き…
今日の風蘭さんの書道教室は、中国東晋代の義熙元年(405年)に建てられた地元豪族の墓碑銘「爨宝子碑(さんぽうしひ)」。今は中学校内に保存されているようです。 *** 隷書のような波磔などが見られますが、楷書のように正方形の字形で、隷書と楷書の中…
風蘭さんの書道教室では直接「古隷」を臨書の題材として選ばなかったが、個人的に漢代の磨崖に刻され二千年の風化に耐えた「開通褒斜道刻石」に強く惹かれるものがあり、いろいろと調べたり、試みに自分でも半紙に書いてみたりした。線がとても難しくて面白…
アサ4.6の様子 以前コロナ禍のときにオンラインで朝活の「本読みに与ふる時間」というのを1年くらいしていました。https://kannawadokusho.hatenablog.jp/entry/2021/04/05/192123https://kannawadokusho.hatenablog.jp/entry/2021/10/17/100820コロナが収ま…
日出町の羯諦(ぎゃてい)寺※に赴く。10年位前から行きたいと思っていて今回遂に念願叶い、「ひじはく」というイベントの関連でお邪魔した。欲望はいつか辿り着く。 「ひじはく」大分県日出町ならではの「食・自然・歴史文化」を満喫するとっておきの時間に…
◆「別府鉄輪朝読書ノ会 4.28 」 四月は、ヘミングウェイ『老人と海』(新潮文庫)を読んでいきます。いくつかの出版があるのですが、これから購入される方は新潮文庫版でお願いしたいです。 内容紹介 ノーベル文学賞とピューリッツァー賞を著者にもたらした…