2022-03-01から1ヶ月間の記事一覧
大分の情報誌月刊「セーノ!」4月号に、 別府鉄輪朝読書ノ会が朝活特集として掲載されました。 コンビニや書店で並んでいるので、ぜひ手に取ってご覧ください。
2022.3 あるいは彼らのもっている世界をなだめるには、殺人であるとか、それから祈りとか、それしかないという感じもどこかにあるわけですよ。 人間も動物も植物も天も地も、みんな同じように生き生きして自分を主張しようとしているということを、どうして…
長い時間を、たった一人で過ごしてきたことに、自分が自分を哀れに思っているのだった。誰とも、何も分け合わなかった、この孤独が、自分の受けた罰かと思う。 『夜の谷を行く』桐野夏生(文春文庫) 三月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。 今回取り上げ…
かつて漱石先生は「草枕」の中で羊羹の色を讃美しておられたことがあったが、そう云えばあの色などはやはり瞑想的ではないか。玉のように半透明に曇った肌が、奥の方まで日の光りを吸い取って夢みる如きほの明るさを啣んでいる感じ、あの色あいの深さ、複雑…
青山真治監督が亡くなったことをヤフーニュースで知った。 青山真治監督との出会いは25年くらい前になる。当時映画美学校(たしか前身は映画技術美学校)の1期生として私はお茶の水のアテネ・フランセ文化センターに通っていた。そのときの講師が青山真治氏…
高校での哲学対話でご一緒したYさんから、 『子ども当事者研究 わたしの心の街にはおこるちゃんがいる』(コトノネ生活) を御恵投いただきました。 わかりやすいイラストで書かれていて、当事者研究とはどういうものなのか 楽しみながら理解できるようにな…
mimosa 2022 ソクラテスは、話し言葉、つまり「生きている言葉」は、書き留められた言葉の「死んだ会話」とは違って、意味、音、旋律、強勢、抑揚およびリズムに満ちた、吟味と対話によって1枚ずつ皮をはぐように明らかにしていくことのできる動的実体である…
3月のこども哲学の時間を別府鉄輪うかりゆハウスで開催しました。 今回は参加者のみんなから問いを募って、そのなかで一つを決めて対話に入りました。 どの問いも魅力的だったのですが、最終的には投票して、 「学校における正解とは何か」にしました。 はじ…
ロシアがウクライナに侵攻し戦争が始まりました。武力こそが物を言う世界では、話せば分かるなど通用しないと言われます。対話は条件付きのものなのか。対話には何ができて、何ができないのか。対話とはそもそも何なのか。個人間、国家間問わず、対話のもつ…
フリースクールの開設にあたって、問うこと考えること語ることを軸に据えた場所にしたいと思い、今後定期的に「こども哲学」を開催していきます。先月に引き続いてこども哲学を開催したいと思います。 テーマは問いだしから始めて、参加者のみんなから問いを…
2022.3.13 Ooga Farm , mimosa 少女期のふしぎな眩暈花ミモザ 堺信子 ほととぎすの声こそ、恣意のまた恣意だった。歌が続くかぎりは、永遠も恐れるものではない。 古井由吉 鉄鉢の中へも霰 種田山頭火 2022.3.7-13 月曜日 ネコと遊んだ。 戦争があった。 火…
三月の「みんなで教育について考えるオンライン哲学対話の会」のご案内です。参加希望者は申込みフォームより、お申し込みください。 先のオリンピックで羽生選手が報われない努力があることに言及し話題になりました。学校や社会は努力や夢の重要性を語るこ…
台北市 国立故宮博物院「翠玉白菜」2018 幾時代かがありまして 茶色い戦争ありました 中原中也「サーカス」 2022.2.28-3.6 月曜日 あたたかい一日。春が近づいている。 録画していた「ぼくはしんだ じぶんでしんだ 谷川俊太郎と死の絵本」の番組を見る。すば…
「じゃ、はっきり聞くよ。おばちゃんは、人を殺したの?」 『夜の谷を行く』桐野夏生(文春文庫) 三月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。 三月は毎年東日本大震災に関連した作品を読んでいます。あさま山荘事件から50年。今回は女性側の視点から連合赤軍のそ…
別府フリースクールうかりゆハウス 副代表の凜が 別府で歌レッスンを始めました♩ 興味のある方は申込みフォームにて、お問い合わせください。 副代表の凜が音楽教師の経験を活かして、うかりゆハウスで歌のレッスン教室を始めます。将来に向けた技術向上を一…