哲学カフェ
前回の哲学カフェに参加された20代のAさんから感想をいただいたので、本人に了解を得てここでシェアします。 「テーマについてみんなで考えていくこと自体ももちろん楽しかったのですが、答えのないこと・思考を深めたところで利益につながるか分からないよ…
三月の哲学カフェを開催しました。 今回は初参加の方が多く、たくさんの方達に集まっていただきました。 ありがとうございました。 今回のテーマは「頭が良い、悪いってどういうこと?」でした。 始めにこの哲学カフェのコンセプトやルールを共有して、自己…
◆「哲学カフェ大分 3.16」 夜開催です。 受験シーズン真っ只中ですが、私はいろんな子どもたちと日々接するなかで、勉強ができずに自分の頭の悪さを責める子どもたちと出会うことがあります。そもそも頭が良いとか悪いとかどういうことなのか考えてみたいと…
2月の哲学カフェ、哲学対話を開催しました。 今回は「オンとオフ」をテーマに、ソクラティク・ダイアローグのやり方を 参照しながら、全員でテーマに関する普遍的な概念を得るべく、約3時間かけて 結論を導き出しました。頭をフル回転させて、みなさん終わっ…
二月は別府市内の中学校で哲学対話をする予定があり、今から楽しみにしています。 2月の哲学カフェ大分、哲学対話のご案内です。 哲学の知識は不要です。聴くだけの参加でも構いませんよ♪◆「哲学カフェ大分 2.17」 ※夜ではなく15時からの開催です今回はソク…
レヴィナス著『存在の彼方へ』ヴァンセンヌ中納言さんのアマゾンレビューコミュニケーションの重要性と厳しさとがこの本から伝わってくる。安易に対話という言葉が用いられる今日において、大変意味深いものである。そもそも他者と関わることとは、人間が生…
1月の哲学カフェ大分を3時間バージョンで開催しました。 いつもは私が問いやテーマを立てて、それに集うという形をとっていますが、 今回はみなさんから問いを募って、その問いを味わいながら、哲学対話するスタイルに 挑戦してみました。 みなさんが挙げて…
セメント町かやく舎で珈琲とUEMURA BREADさんのシュトレン ◆「哲学カフェ大分 1.20」 ※夜ではなく14時からの開催です 今回は当日みなさんが考えたい問いを集めて、その中から多数決してひとつ選び、即興的に哲学対話します。終わった後はメタ哲学カフェをし…
3時間の時間をとって、ソクラティク・ダイアローグの手法を参考にしながら じっくりと哲学対話しました。 今回のテーマは「救われる」。 事前にこのテーマに関する問いとそれにまつわるエピソードを集めて、開始しました。 1 問いとエピソードの紹介 2 エ…
哲学は誰のものでなくさせられてきたのか 私が哲学に出会って感動したのは、その優しさ、つまり哲学は何も馬鹿にしないというところです。 永井玲衣「現代思想 鷲田清一」 別府大学の長尾先生に招かれて、田中悠輝監督の映画「インディペンデント・リビング…
大分合同新聞 11.24付け 先日の佐伯市の小学校での哲学対話が大分合同新聞の記事として掲載されました。 講演の内容や哲学対話のことを端的にまとめていただいて、ありがとうございました。
哲学カフェを開催しました。 今回は「美味しい」をテーマにみなさんと考えていきました。 美味しいイコール体にいいのか? 体に悪いのに美味しく感じるのは何故なのか?とか、 美味しいは空間や条件によって決まるのではないのかとか、 いろんな問いが出され…
佐伯市の小学校で哲学に関する講演と哲学対話をしました! 学校内で哲学対話をすることは一つの目標だったので、とても嬉しい依頼でした。 PTAの研修部からの依頼でした。 保護者の方や先生方も集まってくれて50人ほどの集まりでした。 最初に「哲学(てつが…
今回は別府市教育委員会からの依頼である「哲学対話de交流〜未来の公民館をみんなで考えよう!」最終回の3回目でした。連日の哲学対話でしたが、こちらも大きな手応えを感じられた会になりました。 5月、8月とあって、今回10月が3回目のラスト。当初の目標と…
10月の哲学カフェ大分を開催しました。 今回は「癒し」をテーマに3時間の短縮バージョンで、 ソクラティク・ダイアローグの手法を参照しつつ哲学対話しました。 時間の節約もあり、事前に参加者のみなさんから今回のテーマに関する 問いとエピソード(具体的…
◆「哲学カフェ大分 10.14」 前回好評だったソクラティク・ダイアローグによる哲学対話を開催します。今回のテーマは「癒し」を考えていきます。いつもより1時間多く時間をとってじっくりと考えたいと思います。みなさんの「癒し」に関するエピソードや問いを…
◆湯のまち学びのカレッジ 10.15 「哲学対話de交流 」vol.3別府市社会教育課が主催する【湯のまち学びのカレッジ】の講座のラスト第3弾です。続きの企画ですが、今回が初めての方でも流れがわかるようにしたいと考えています。哲学対話の手法を使い、地域の課…
9月の哲学カフェを開催しました。 今回のテーマは「労働とは何か?」でした。 事前に、労働に対する問いを集めました。 端的に「問い」という形にして、差し出すことは難しさもあり、 たとえば質問と問いの違いとか、哲学的に問うとはどういうことなのかとい…
別府市教育委員会からの依頼で、 未来の公民館を考えよう!をテーマに参加者のみなさんと哲学対話しました。 先日チャレンジしたソクラティク・ダイアローグといい、 今回の公民館での哲学対話といい、結果や結論にコミットしていく対話の在り方は、 ファシ…
こんにちは。 哲学カフェ大分を開催しました。 今回はソクラティク・ダイアローグの超超短縮版で3時間かけて、 「幸福」についてみなさんと考えました。 流れとして、 1 ルール説明と簡単な自己紹介と問いとエピソードの発表(40分) 2 体験・エピソート…
++ 7月の哲学カフェ大分を開催しました。 シネマ5でのトークショーの影響もあり、多くの初参加の方が来てくれました。 ご参加ありがとうございました。 今回のテーマは「助けてと言える社会はどうしたら実現するの?」でした。 始めにみなさんから、このテー…
◆「哲学カフェ大分 7.15」 ※対面のみ7月のテーマは「助けてと言える社会はどうしたら実現するの?」です。わたしは人に助けを求められる人の方に真の自立を感じたりするのですが、みなさんどうですか? ○テーマ:助けてと言える社会はどうしたら実現するの?…
自己は物語の形をして存在している。 『ナラティヴと共同性』野口裕二 うかりゆハウスのこの空間は,優しさがかさなっていて居心地がいいとの声をいただいた 松本大洋の最高傑作との声もある「東京ヒゴロ」を題材にした 松本大洋「東京ヒゴロ」を下敷きにしつ…
大分シネマ5での映画「ぼくたちの哲学教室」の公開に合わせて、 館長の田井さんとトークショーをしました。 最近夜の部はめっきりお客さんが少なくなったらしく、10人は集まればいいかなと 田井さんとも話していたのですが、当日は50人以上集まってくれて、…
こんばんは、志水です。以前のメールでもお伝えしましたが、北アイルランドの分断の街ベルファストの学校で「こども哲学」を展開するケヴィン校長を追ったドキュメンタリー映画「ぼくたちの哲学教室」が大分シネマ5で6/17から上映されます。 https://youngpl…
6月の哲学カフェ大分を開催しました。 今回は「推しとか推すって何だろう?」をテーマにみなさんと哲学対話していきました。 哲学対話の問う、考える、話す、聴くの要素の「問う」ことに力点を置いて、 今回の構成を考えました。 問いに始まり、問いに終わる…
日曜日の公民館での講座は、ざっとこんな感じで進めます! ワクワク楽しみながらできるといいなと思いつつ、、 どんな方が参加するのか分からないので、想定した準備がむずかしい。。 当日のレジュメ
畝が湿っている時の安心感と言ったらない。その後に晴れて、畝の表面が乾燥してきているけど、指で穴をあけると、中がまだ湿っている時、それを確認するのが好きだ。こんなことが好きだなんて、僕は知らなかった。僕は好きなものが増えた。 『土になる』坂口…
別府市教育委員会が主催する【湯のまち学びのカレッジ】の講座を担当することになりました。タイトルは哲学対話DE交流「高校生×市民」〜未来の公民館をみんなで考えよう(全3回)です。身近に高校生がいましたら、薦めていただけると嬉しいです。 哲学対話…
「利他」コトバンクより ① 他人に利益を与えること。自分を犠牲にして、他人のために尽くすこと。人々に功徳(くどく)、利益(りやく)を施して救済すること。※三帖和讚(1248‐60頃)浄土「自利々他円満して 帰命方便巧荘厳、こころもことばもたえたれば、不可…