大分シネマ5での映画「ぼくたちの哲学教室」の公開に合わせて、
館長の田井さんとトークショーをしました。
最近夜の部はめっきりお客さんが少なくなったらしく、10人は集まればいいかなと
田井さんとも話していたのですが、当日は50人以上集まってくれて、遅い時間まで
私の拙い話に付き合っていただけました。ありがとうございました。
教育関係者の方も多くいたようで、その後問い合わせもありました。
学校教育の現場で哲学対話が実践されればいいなと思います。
私もそのために力になりたいと思います。
シネマ5さんの壇上に立って話をするのは10年振りくらいで、
そのときはポランスキーの映画についてでした。
私はそのときはおまけのような存在だったので、
10年経って自分の場所ができたということでしょう。
そんな懐かしい話もバックヤードで田井さんたちとしました。
それにしても壇上から客席は在り在りと見えて、懐かしい顔、知り合い、
ツイッター繋がりの方とか識別できて、嬉しかったです。
また話す機会があれば。
最後に鷲田清一さんの「対話の可能性」という文章を朗読して終われたのが良かった。
この鷲田さんの文章はすぐれた映画について語っているとさえ、昨日読みながら思ったのだが、言い漏れた。
前回はプリーモ・レーヴィの文章だった。
古本で誰かが線引きしていたところを読んだのだった。
いろいろ思い出した。
映画は来週金曜日までの限定1週間です。
見ていない方は、ぜひご鑑賞ください。