コンコードの町へと続く線路端の斜面に、朝、霜が溶け出して現れる葉のような模様を擬した形態であると想像することは不当なのだろうか?さらにいえば、荘厳な黄昏時に赤い空の縁を流れてゆく雲の変幻自在な姿を彼の「日記」の文字がそのままに移しているのだと捉えることは不可能だろうか?
『ヘンリー・ソロー 野生の学舎』今福龍太(みすず書房)
6.20
睡眠時間は長くは必要なく日中の眠気はなくて、 疲れにくく体も頭も軽い。 さらさらした砂のような存在で植物っぽくもあり人間らしさも消える。
体調のバランスを崩すと食と心身に大きな変化が訪れるのだが、またそれも元に戻ってしまうのだが。
6.23
糾弾する側は匿名で、糾弾される側が実名である場合、
憎しみの感情だけが拡散して一人歩きする。ネットリンチがこれにあたる。
人を恨んで罪を憎まず。
実名で糾弾する場合(たとえば光市での事件とか自衛隊内部でのセクハラとか)、
憎しみは抽象的に拡散されるとことはなく、主語をもつ。
それはとてもおおきな違いだと思う。