対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

【開催報告】「東京ヒゴロ」人生×対話 6.24

 

 

 

自己は物語の形をして存在している。

 

『ナラティヴと共同性』野口裕二

 

 

 

 

うかりゆハウスのこの空間は,優しさがかさなっていて居心地がいいとの声をいただいた



松本大洋の最高傑作との声もある「東京ヒゴロ」を題材にした



 

 

松本大洋「東京ヒゴロ」を下敷きにしつつ、

参加者それぞれの人生を問い直し、語り直す試み、

〈人生×対話〉を開催しました。

 

ルールは3つ。

・話すときは挙手をしてから、

・答えづらい問いはPASSしてもOK

・ここで話されたことを外で話さない。守秘義務

 

 

10代、20代から30代、40代から現在という時間に分けて、

それぞれに問い、語り、問いを繰り返しました。

 

 

それぞれが人生を振り返りつつ、

「東京ヒゴロ」の主人公塩澤は、気付きを与える存在ではないのかとか、

人に期待するのはやめようという風潮があるが、

塩澤は人に期待する人間である。私も期待されたい。

そばに塩澤のような人間が必要だ。という意見にうんうんと唸りました。

期待するとは、世界を諦めないことだと。

 

 

2時間はあっという間に過ぎて、用意していた問いのほんの一部しか

使いませんでしたが、時間構成を掴んだのでまた次回違ったアングルから

人生と対話を重ねたいと思います。

 

私はナラティブ・アプローチを次の自分の人生のテーマにしたいと考えています。

 

 

ご参加ありがとうございました。