対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

墓碑銘

 

 

 

 

 

わたしは混乱を墓碑銘とするだろう キング・クリムゾン

 

 

 

 

2023.6.10

ジュンク堂大分店が来月で閉店のニュースを合同新聞で知る。

以前のフォーラスから今の地に縮小移転して、なんとか踏ん張ってきたが、

限界が来たのかもしれない。

 

 

リアルがなくなるということは、

もちろん町にリアルがなくなるということ。

リアルには膨大な無駄があり、それは人が入り込める余白にもなる。

そういう無駄を抱えるほどの体力やそれを支持する人が少なくなった。

安い物に流れる。早い物に流れる。多い物に流れる。

 

 

リアルな余白が抱えていたのは、偶然性。

人は偶然によって支えられている。

それが文化をつくる。

予定されているものはいつも小さい。

 

教育もどこまでひらけるのだろうかと考える。

ぼくはこどもに夢を聞かない。

目標を聞くことはあっても。

夢を聞くと大人は安心するけど。