3時間の時間をとって、ソクラティク・ダイアローグの手法を参考にしながら
じっくりと哲学対話しました。
今回のテーマは「救われる」。
事前にこのテーマに関する問いとそれにまつわるエピソードを集めて、開始しました。
1 問いとエピソードの紹介
2 エピソードを分類しつつ、考える
3 問いも含め、共通の特質同士の関連や根拠となっているものを考える
4 テーマについてのまとめの文章をつくる
5 まとめの文章が1の問いに応えているか吟味する
問いとエピソードを行きつ戻りつしながら、テーマを深めて広げていきました。
問いたち
エピソードたち
分類したり、共通性や違いを見出したり。ここまで2時間
最後に文章にまとめていく。
わたしたちはそもそも欠如しているの?
終わってもどんどん新たな問い、新たな本質が提示されていく
(帰りにこの大きな紙を背負って持ち歩いていたら、とても宗教っぽかった)
最後全員でしぼり出してつくった結論の文章は、
①「救われるとは、未知なる世界の原理と受動的に出会いつつ、能動的にそれを受け入れる過程である」
未知なる世界の原理というものが、参加していない人にとっては??かもしれない。。
②・・・
②は、わたしの個人的な直観、、人はすでに救われているのにどうして救われようとするの?という問いを哲学的に記述することができず、別の角度から問い直せないか宿題としました。また〈救いがたい人に救いはあるのか?〉という問いも。哲学対話は終わりません。
おつかれさまでした。
ソクラティク・ダイアローグ合宿したいという声もありますので、
来年の目標とします。
また来年もいろんな場所でいろんな人と問いに向き合いたいと思います。