対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

門と非門

 

 

 

 

 

 

日出町の羯諦(ぎゃてい)寺※に赴く。10年位前から行きたいと思っていて今回遂に念願叶い、「ひじはく」というイベントの関連でお邪魔した。欲望はいつか辿り着く。
 
 

「ひじはく」大分県日出町ならではの「食・自然・歴史文化」を満喫するとっておきの時間にひたる旅です。 地域の方々が「誘い人」となって案内する体験プランを楽しみませんか?

 

 

羯諦寺:禅宗 臨済宗妙心寺派
開山 勅諡仏照大光禅師 ( 南溟殊鵬和尚 ) 1346年建立

『ぎゃてい寺』は『サンスクリット語』の寺院名であり、般若心経由来の日本唯一の寺院名でもあります。

 

 
羯諦寺に関心を持ったのは、一つは座禅・瞑想ができることと、二つ目は清掃ができること、そして炊事ができること、三つ目は早起きをすることで、これらがどれも最近疎かになっていることもあり、ひじはくと関連付けていよいよ機が熟したとの感がありました。
 
朝から半日過ごして、どれも丁寧に勤しみ、わたしのなかで満ちる物が在りました。精確に言うと捨てて満ちるというのか、去って行ったというのか。 
 
住職の陽道さんに何かを教授してもらったわけではない。ただ坐り、掃除をし、食事を準備し、片付け、他の外国から参加した人と会話する。導かれる流れというのは本人のなかにあって、それがなんらかの理由で詰まっているだけで、それがとれれば本来的な生と出会える。そんなことを感じました。また坐りに来ます。ありがとうございました。
 
 
瞑想そのものについては、時間はながれないを体感する端っこをつかみかけそうで光りの移ろいに美的に感動してしまい、もっと坐の体験を積む必要がある。
 
 
作ったお蕎麦が美味しかった。とてもとても。
 

 
 
※「羯諦」は「行く」という意味で、般若心経の最後の偈「羯諦 羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆呵」に含まれています。この偈は「行こう 行こう さあ皆で手に手を取り合って 清らかな幸せの世界に向かって 一緒に行きましょう」という意味です。生成AIによる概要