対話と人と読書|別府フリースクールうかりゆハウス

別府市鉄輪でフリースクールを運営しています。また「こども哲学の時間」など

【開催案内】第二十六回 別府鉄輪朝読書ノ会

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五月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内です。

五月はフリオ・リャマサーレスの『黄色い雨』を課題図書とします。

ご興味ある方はホームページよりお申込みください。

 

黄色い雨 (河出文庫) | フリオ リャマサーレス, Julio Llamazares, 木村 榮一 |本 | (「BOOK」データベースより)

沈黙が砂のように私を埋めつくすだろう―スペイン山奥の廃村で、降りつもる死の予兆を前に男は独り身をひそめる。一人また一人と去り行く村人たち、朽ちゆく家屋、そしてあらゆるものの喪失が、圧倒的な孤独と閉塞の詩情を描き出し、「奇蹟的な美しさ」と評された表題作に加え、地方を舞台に忘れ去られた者たちの哀しみを描いた短篇「遮断機のない踏切」「不滅の小説」の訳し下し二篇を収録した文庫オリジナル。

 

kannawanoasa.jimdo.com

【開催報告】第二十五回 別府鉄輪朝読書ノ会

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最後おまけ。

おかげさまでこの読書会は2周年を迎えました。

今回の課題図書は夏目漱石の『彼岸過迄』。

須永の煮え切らなさは女性陣からブーイングでしたね。。

また1年ぼちぼちやっていきます。よろしくどうぞ。

【開催案内】 第二十五回 別府鉄輪朝読書ノ会

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四月でこの読書会はおかげさまで2周年を迎えます。次の課題図書は大病を患い危篤状態から恢復した後に書かれた夏目漱石彼岸過迄』(新潮文庫を読んでいきます。

 

内容紹介
誠実だが行動力のない内向的性格の須永と、純粋な感情を持ち恐れるところなく行動する彼の従妹の千代子。愛しながらも彼女を恐れている須永と、彼の煮えきらなさにいらだち、時には嘲笑しながらも心の底では惹かれている千代子との恋愛問題を主軸に、自意識をもてあます内向的な近代知識人の苦悩を描く。

 

ご関心のある方はホームページよりお申込みください。

 

 

【開催報告】第二十四回 別府鉄輪朝読書ノ会

 

三月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。ここのところ雨が続いていましたが、今日はとてもいい天気でした。

 

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今回とりあげた課題図書は吉村萬壱さんの『ボラード病』です。みなさんの読みを聴くたびに、作品の思いもしなかった相貌があらわれて、戦慄が走りました。

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ドリンクはボラード(港にある船を繋留すための鉄製の杭)を連想イメージして、赤木圭一郎→ポパイ→ほうれん草、バナナ、リンゴのジュースでした。

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軽食の方は、なんと作中にも出た魚肉ソーセージを使ったサンドに味噌汁でした!むすびのの田中さんは、いつか魚肉ソーセージを使ったメニューを提供したかったようで、作品に魚肉ソーセージが出てきたときは喜んだそうです。たいへん美味しかったです。

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誰が正常で誰が狂っているのか、決定的な情報は最後まで伏され、作品の構造自体もこれは拾った手記ではないのかという疑惑も。みなさんの意見を聴くたびに〈分かる〉から遠ざかっていく、そんな不可思議な小説でした。

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外では桜が5分咲きくらいでした。

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次回でこの読書会は2周年を迎えます。夏目漱石彼岸過迄』を読んでいきます。参加希望の方はホームページよりお申込みください。

 

kannawanoasa.jimdo.com

 

【開催案内】 第二十四回 別府鉄輪朝読書ノ会

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三月の別府鉄輪朝読書ノ会の案内をします。

三月は吉村萬壱さんの『ボラード病』を読んでいきたいと思います。

ぼくは三月になるといつもこの小説を思い出します。

 

内容(「BOOK」データベースより)

B県海塚市は、過去の災厄から蘇りつつある復興の町。皆が心を一つに強く結び合って「海塚讃歌」を歌い、新鮮な地元の魚や野菜を食べ、港の清掃活動に励み、同級生が次々と死んでいく―。集団心理の歪み、蔓延る同調圧力の不穏さを、少女の回想でつづり、読む者を震撼させたディストピア小説の傑作。

 

参加希望の方はホームページよりお申し込みください。

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