違う土地の風を浴びたくておとなり熊本へ。
別府から片道約3時間、約5,000円で脳の風景を洗う。
熊本は駅周辺ががらんとしているのが面白い。
はじめに河原町繊維問屋街にある「モラトリアム」というお店を訪れた。
ディープな友人のO氏に熊本でディープなところはないの?と聞いて
教えてもらったお店だった。
だいたい繊維問屋街自体がディープな町のかおり。
ふとソウルの路地裏を思い出したりもした。
そしてお目当てのお店「モラトリアム」。
すぐれて香ばしかった。
混沌ではあるが無秩序というわけではなく、
心地の良い混乱を脳に与えてくれる。
かきわけかきわけの宝探し。
幾つかの戦利品。
散財す。
飯が不味くなる茶碗
革命の灯はここまで届いている
おれのMacBookAirに貼ろうか
皿のない河童
物のもつ力
は制作者のそもそもの意向とは別の處で嗜好が生まれたりするところに
ある真面目とか不真面目とか関係なくどれも必死に物となりえ
た残酷さとユーモアが凝固して市場で命懸けの飛躍をして
いる買われた物たちはまた違う場所でだれかの視線をあびるのを待つ