知らない窓から知らない風景を見、知らない風に吹かれるのは精神的にとてもよい。
ビジネスホテルの簡潔を極めたミニマルな空間もまた精神が整う。
お寺や神社のように結界はないけど、ビジネスホテルにはその無表情さに
自分の精神を滑り込ませられるようだ。
ついにお目当ての橙書店へ。
ここも良い風が吹いていた。
居心地が良すぎて何時間も長居した。
ふりかえって ふりかえる。
オレンジ。
途中金八先生に出てくるようなのほほんとした警官が入ってきて、
カウンターに座ってこの町の様子など聞いていた。
熊本弁のイントネーションが余計和んだ。
偽警官だったらおもしろい。警官を呼んで、警官vs警官。
夜に餃子の王将で酔って、愛機のGRⅡを落として壊してしまった。
相棒を失ってしまったような喪失感。
ここからは仕方なく、アイホンで撮る。
アイホンでは淡いが撮れんのよ。。
路面電車は何故かくもやさしいのか。
その風景にクロスして長崎次郎書店があった。
ここは橙書店とは別の質感の文化の豊穣を感じさせる場所だった。
詩集「暮らしの降霊」を見つけて、さんざん迷ったあげく買った・買わなかった。
駅まで歩いた
途中にあった「珈琲回廊」という名前の珈琲屋さん。
センスでここまでいける。
買った本たち
抑えに抑えた
本は宿題でもあった 生きることの
いくぜ極楽、なんどでも
大分に帰ったら雨が降っていた
寒かった
旅のおわりは半分安堵感とすこしの悲しさがある
ずいぶんつかれてたのかぐうすり寝た