十月の連休を利用して、尾道、広島、呉と旅してきました。
わたしのなかの何が琴線に触れさせるのだろうか。
志賀直哉旧居の案内人のおじさんは饒舌で、いろんなお店を紹介してくれた。なかでも朱華園の中華そばは美味しかった。
尾道から広島まで、車両故障の為三時間近くかかってへとへとになった。ホテルに帰って泥のように眠った。
こんにちは。主催者のシミズです。10月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しましたので、報告します。当日は朝から台風が接近していましたが、近隣の方など来られる参加者のみでこじんまりと開催しました。全員女性だったのが印象的でした。ありがとうございました。
今回とりあげた作品はアントニオ・タブッキ、須賀敦子訳の『供述によるとぺレイラは…』でした。舞台となっているリスボンへの思いのある方、訳の良さに注目される方、こうでないといけないという決めつけのない主人公の感覚に共感する方、ハードボイルド小説として読まれた方などさまざまな感想が聞かれました。
今回はサトウアヤコさんの協力を得て、カードを使った対話を試してみました。特に引用カードと呼ばれる、作中の文章を引用してそれについて語ってもらうという方法は対話を活性化させ、それぞれの関心事、読むポイントの違いをはっきりとさせることができました。
カード・ダイアローグの手法はまた使ってみたいと思います。カードの提供、ありがとうございました。
むすびのさん提供の料理は、作品にちなんだレモネードやチーズ入りのオムレツでした。たいへん美味しかったです。ありがとうございました。
カード・ダイアローグのサイトです。ご関心ある方は見てみてください。
九月の読書会の案内です。
アントニオ・タブッキの『供述によるとぺレイラは…』(須賀敦子訳)を読んでいきます。リスボンの夏の光を思いながら。むずびのさんの軽食も楽しみです。(表紙の写真がとても好きです。)
開催は9月30日日曜日の午前10時より。場所は別府鉄輪ここちカフェむすびのさんです。ご関心のある方はホームページよりお申込みください。
平成最後の夏、八月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回とりあげた作品は長崎在住の芥川賞作家、青来有一氏の『爆心』でした。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。知らなかった名作を知るきっかけになったという声が多くありました。
ドリンクは作中にも出たキウイとボイセンベリーのソーダでした。爽やかな夏らしい味でした。
そして料理の方は、玄米のおむずびに、海老、帆立、牛蒡、茄子、玉葱、パプリカを揚げた物に冷たい出し汁をかけて食べるものでした。たいへん美味しかったです。
八月は毎年、文学作品を通して戦争について考える場にしたいと思っています。
大活字本シリーズにもなっているようです。作品の印象さえ変わりますね。
今日はニャンコものびる暑さでした。次回は9月30日、アントニオ・タブッキの『供述によるとペレイラは…』を読んでいきます。
この読書会の会費から幾分かは経費としていただいている資金をこつこつ貯めて、3年目という節目もあり、活版印刷による名刺を制作しました。レイアウト・デザインは自分がして、データ入稿というかたちで依頼しました。
活版のプレスによる凹凸がわかりますか?今回はミディアムの圧力で印字してもらいました。
気に入っています。開催会場のここちカフェむすびのさんや坂本長平商店 長寿味噌さん、書肆ゲンシシャさんに置かせていただいています。よろしければ手に取ってください。