平成最後の夏、八月の別府鉄輪朝読書ノ会を開催しました。今回とりあげた作品は長崎在住の芥川賞作家、青来有一氏の『爆心』でした。ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました。知らなかった名作を知るきっかけになったという声が多くありました。
ドリンクは作中にも出たキウイとボイセンベリーのソーダでした。爽やかな夏らしい味でした。
そして料理の方は、玄米のおむずびに、海老、帆立、牛蒡、茄子、玉葱、パプリカを揚げた物に冷たい出し汁をかけて食べるものでした。たいへん美味しかったです。
八月は毎年、文学作品を通して戦争について考える場にしたいと思っています。
大活字本シリーズにもなっているようです。作品の印象さえ変わりますね。
今日はニャンコものびる暑さでした。次回は9月30日、アントニオ・タブッキの『供述によるとペレイラは…』を読んでいきます。